三次職のファントムで使用できる「スナッチ」。
Lv20以上のファントムがスティールをGr6にすると取得可能になり、
盗むと同時にダメージを与えることができます。
前作でも「ぶんどる」状態が実装されていたので、その内容の照らし合わせについて。
前作の「ぶんどる」の扱い
前作の場合だと、特殊な装備品を装備するとスキルの性質が変わるという仕様が存在しました。
「ぶんどる」の場合だと、(旧)XGBBSでも要望が展開されたように主にプレイヤー要望から派生し、
新R5服の「シュテンスーツ」に付与されることになり、プレイヤーの服職人の手によって常時供給可能になっていました。
内容としては、通常のダメージを与えることがなかったスキル「盗む」が、
「シュテンスーツ」を装備して「盗む」を行うとダメージが付与されるようになり、
ダメージ量としては、スキル無しでの通常攻撃とほぼ等値といった内容です。
前作だと「盗み」のスキルが高Rになると成功率が上昇します。
その上に職業補正として「ほっかむり」という盗みやすくする装備品が、
元祖ツンデレ(というよりノリツッコミ?)のおやびんの手から盗賊のみ手に入り、
低Lv帯だと、1匹1匹倒しながらほぼ確実に盗むことができました。
(※確率は高いにしても、たまに盗品をもっていても盗めずに倒してしまう可能性は残ります)
元のナイフのFP消費無しで常時ダブルエッジ状態ということからしても、
雑魚的の掃討という意味合いではナイフの性能と相俟って相性が良くなるといった図式も存在しました。
低Lv帯だと倒しながら盗品を狙うことができたのですが、
中Lv帯以降だと敵のHPやDEF上昇に伴い「ぶんどる」では倒しづらくなってきます。
スキルの威力としては、元はダメージ上昇を臨むといった趣旨ではないため、威力はどうしても中途半端になり勝ちに。
結局は稼ぎの上の扱いだと「ぶんどる」で火力として貢献するのは諦め、
2ターン目に仕留めそこなった敵を狙ってみるといった程度に落ち着きます。
そもそも「ぶんどる」で盗めないまま敵を倒してしまうというのは問題があるので、
出現が少ない敵相手に盗みを行おうとすると「ぶんどる」は避けて、ノーダメージの「盗み」になります。
武器の性能
前作の最強のナイフ職はというと、調教術師が頂点になる図式だったわけなのですが、
ナイフのATKを引き出すという意味だと、ぶんどるでのダメージで引き出せるといった評価できます。
ナイフの場合だと常時ダブルエッジ状態で、
単体攻撃の通常ダメージの「50、60、70、80%にしたものからランダム」
ということで、言ってしまうとナイフでの攻撃では単体攻撃性能としては落ちてしまうのですが
ぶんどるの場合だと単体ダメージになるので、ナイフの本来のダメージ(100%)の元で戦えるということになるということです。
R10ナイフの場合だと通常作成のエルヴィンダガーで「ATK+190~210 CRI-3」
一方で、盗賊が斧を持って活動することも通例だったので、
R4斧の場合だと通常作成のダブルアクスで「ATK+83~131 DEF-9 CRI+18 AGL-22~27」
R5斧の場合だと通常作成のビッグブロードアクスで「ATK+111~160 DEF-11 CRI+18 AGL-26~33」
ATKはR10ナイフの方が勝っているものの、斧の方がCRIが出やすいや盾も装備できるので、
スキル「迅速果断」の使用を含め、トータルのダメージとして斧の方が出るといった状況だったのですが、
R11ナイフの場合だと通常作成のCRIナイフのケセドールで「ATK+186~195 CRI+11」。
(※国内だとR11装備はReBirth作成無しでは作成できないものの、
海外ではLv3以上の精霊の卵が存在したので元の性能での比較が望ましくなっています)
というようにやや斧を意識した性能となる装備品が追加されることになりました。
(※武器性能は魔力寶貝Wikiさんのデータで比較)
斧でスナッチ
今作でもこの構図はにじみ出ている部分が存在していて、
R7HIT+LUC+ナイフの「スライサー」で「ATK+132 HIT+58 LUC+58」
R7両手斧の「ロッコバーアクス」で「ATK+322 ACT-29 HIT-29 LUC+151」
2次生産スキル/武器作成/ナイフ作成 – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
2次生産スキル/武器作成/斧作成 – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
というようにナイフの性能が適正装備で2割増しになっても、R7斧のATKやLUC上昇量には適いません。
そのため、スナッチによって純粋にダメージを多く与えたいという意味でいうと、
R7両手斧を装備してスナッチするのが一番ということになるのですが、
スライサーだとHITが伸びたり、前作とは違い強力なナイフスキルが充実しているということもあって、
スナッチのダメージ上昇に関しては前作の仕様を引き継ぎつつ、環境によって事情がだいぶ異なっているということになるようです。