前作のカンナベラまでの道のり

今回はコンチェルトゲートの話から離れて、クロスゲートのカンナベラへの道のりについて。
前作だとオズナグ、オズニック、混乱洞窟に、風の洞窟(後のホーンの大穴)、
職業制限、Lv制限、職業ランク制限等々といったように様々な関所があったのですが、
関所のモデルケースとして一番挙げやすいのがカンナベラへの道のりになります。

ファンブルグ → イール → アケルファ → ナンチャラ山

まず、カンナベラに進むためには、イール港からアケルファへ移動しなければなりません。

船の離発着でそこそこ時間が削れるのですが、場合によってはアケルファにログインゲートを移している場合もあります。
アケルファに到着後、徒歩でアケルファから出発。
ぐるっと逆時計周りに進んでいき、リバイブガーデン・ブラン山の間をすり抜けつつ、
山間と海の間を進んでいくと、ナランチャ山に入る洞窟があるのでそれを抜けていきます。

ナランチャ山にはポルターガイストやチューインボーンのLv1も出現するのですが、
海神目的で通う人もいるので、そちらの目的でナンチャラ山に入る人もいました。

アトジム

ナンチャラ山を抜けると、関所ボスで最も強敵に位置するアトジムが存在します。

この先を通るには2種類方法があり、1つの方法がアトジムを毎回倒しながら進む方法です。
(※このときのアトジムは2連戦)
強度としては、フリアボロス・アッカスを倒せるメンバーなら倒せるといったくらいなのですが、
アトジムを毎回倒しているとその分時間を食う上に、PTメンバーの戦力が低いと敗退したり飛ばされたりしかねません。

そこで、もう1つの方法である「大地の結晶」を利用して進行する手段も一般的でした。
まず「大地の結晶」を獲得するためには、アケルファでクエストを受けなければなりません。
病気勝ちの息子に栄養をつけさせるために、トータスクの卵を入手するように頼まれ、アトジムを倒した後に卵を産んでいるトータスク(前作だと牙亀)がいます。

卵をとろうとすると1度(正確には2度)は倒したはずのアトジムが怒り出し、その後アトジムとの3連戦が始まることになります。

アトジム戦は気功弾やカウンターを使ってくるボスなので、甘く見ていると敗退する可能性が出てくるのですが、
フリアボロスやアッカスのように5体の敵が出てくるというわけでもなく、2連戦+3連戦と言えども結局アトジム一人のみなので、近接職が多い場合は連携を狙って一気に仕留めにかかることになりました。

アトジムを撃破しきると、
>アトジム: 何だって!!お前そのキャンて子のために……
>アトジム: しかし、命は大事にしないといけない…
>アトジム: 俺が今から行って、その子に事情を説明してやる…
ということで、アケルファにいる病気勝ちの息子の元にワープし、各自「大地の結晶」を取得することに成功することになります。
CG Island XGコンテンツ クエスト -アケルファ・ミネガル- アトジム

このとき、クエストを受け忘れてアトジムを倒してしまうと「大地の結晶」が手に入らないまま終わり、苦労しただけで成果無しで終わることにもなりかねません。
また前作だと所持したままであることを求められるクエストアイテムが多く、アイテム欄20個の範囲内でやりくりするのが難しくなってきます。
そのため「大地の結晶」を捨てる場合も出てくるのですが、
「捨てる(消費する)からこそまた来る機会が出来る」ととらえるか、
「もう来ないだろうという見込みのもとで捨てるため、返って挑戦する機会が減ってしまう」ととらえるかは人それぞれの状況に因るところになります。

ミネガル島中央 ~ 海峡トンネル

アトジムの先には、エルヴァ(ラン)8等、6等、1等で訪れるところになる場所なのですが、
事実上誰かはアトジムを倒していなければならないということで、
戦力面でもPUK1のクエストを攻略するにはハードルが高く、
同時に勲等クエストでは開始となる8等クエストが開始にも関わらず難易度が高い(自爆の処理が特殊)クエストなので、結果的にはPUK1関連のクエストはどうしても挑戦する機会が減ってしまうのが実情になります。
アトジム先のエリアはスターマッシュLv1がいたり、誕生日プレゼント用のキラービーLv1捕獲に同行したこともありました。

山脈を迂回しながら東に進むと「海峡トンネル」に至る地下を通る階段があります。
そこを進んでいくと、柵で進行が塞がれた形の近くに「坑夫アルヌボ」がいるので話してみると、
イエローメランチ200本(1S40本として5S)と、延べてない銀200個(1S40個として5S)必要だといわれます。
カンナベラを通るときに既に準備しているのが通例なのですが、意外とこの量の素材を集めるのは時間がかかります。
そこで移動に時間がかかるクエストであることを踏まえて、
片方のPTでカンナベラへの道を進行しつつ、全く別のキャラでイエローメランチ・銀を採取しながら、
採取班はモンスターメールでイエローメランチと銀・送達するといったこともすることがありました。
洞窟内だとモンスターメールが届かないので、受取のために洞窟から出て素材を受け取り、

「坑夫アルヌボ」に渡して無事海峡を越えていくことになり、あとはカンナベラに移動してゲートを開ければ目的は達成されることになります。

カンナベラ


カンナベラに到達する目的としては2~3つあり、
1つは、エルヴァ・ラン7等クエストでの開始地なので、それらの進行のためにゲートを開ける必要性がありました。
もう1つが、周囲の敵モンスターが弱いため、それら相手にスキル上げを行うといった用途となります。
Lv50くらいだとジェノーバ付近でのスキル上げが主になるのですが、
カンナベラの場合だとLv85まで利用できるため、利用幅が広くなりました。

また敵モンスターが弱いということで、Lv50ちかくまでカンナベラで単独でLv上げが出来ることにもなります。
そのため、中Lvくらいでカンナベラに到達できた場合は、自分のペースでLv上げが可能となるものの、PUK3によるシェラウェッソの塔の登場も伴い「雪山稼ぎを知らない世代」「聖詔3稼ぎを知らない世代」のプレイヤーが出てくることにもなりました。

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