新章以後、ペットスキルが豊富に登場することになりました。
幾つか強力なスキルが存在するのですが、
今回は「ファイアブレス」「コールドブレス」「エアロスラスト」について焦点を当ててみようかと思います。
どれもINT依存の攻撃で、属性魔法扱いのスキルとなっています。
そのため魔ペットへの注目度が上昇するきっかけとなったのですが、もう1つ大きな特徴が存在していて、
「INT依存の魔法攻撃であるものの、特殊技能なので魔法スキルのようにABを受けない」という点です。
これがどういうことなのかというと、今作で「前列:魔ペット 後列:魔術師」といった構成だと
前列の魔ペットが物理攻撃よってABを受けてしまい、思うように行動できない事態に陥る場面が出てきます。
その対策として、前列でV振りをして魔法を使わせる「壁魔」というジャンルが1大勢力となり、
コンチェルトゲート初期の頃に見られた「魔法がとにかく強かった」時代と、ボルケノゴーレム全盛の時代を構成する要素になっていました。
後に物理攻撃にも調整が入り、徐々に魔法攻撃が中心から逸れていくことになるのですが、
この「ABを受けない魔法攻撃」の登場により、再び前列配置による魔法攻撃が価値を帯びてくることになります。
つまりは、前列に配置するペットとして「VM型のステータス構成のペット」が再び需要を増してきているということです。
エアロスラストは強力なスキルなのですが、敵陣地の前列のみ範囲攻撃なので、他は単魔に頼らないといけない場面も出てきます。
そのため壁魔というジャンルで話すと、現在はDragonで用いるのが最も適切になってきています。
実態としては、Dragonそれ自身にVM型(M型)のペットが少ないということもあるのですが、盾ペット辺りに☆ペットのDragonを被せるとちょうど良い具合になるようです。
今後のINT攻撃依存のペットスキルが追加されていく度に壁魔の重要性が今後も増していくことになります。
前に出る以上は、被ダメージを抑えるという意味でA(TEC)がほしいというのは間違いありません。
そのため「中列:壁魔 後列:魔術師」といった使い方ができて、前列配置時より被ダメージを抑えることができます。
そのことから前哲から中列に下がる配置による被ダメージの低下によって、
多少クリティカルをくらいやすくなってもトントンくらいになりそうだというのも念頭にありますね。
そのことから、魔法職だと近接より1歩下がって運用できるといった話にも繋がります。
まずはVMは大抵Aが少ないので前衛にしておくとクリティカルもらいまくりでダメな感じがするのです。私としてはVM魔ぺは近接職が使うのに適していると思いますね。普段はPCが前衛になってペットは後ろで魔法してて、壁が必要なボス戦とかで前衛にして「なにもするな」状態で壁になってもらうという使い方です。