ローゼンベルクビンゴ大会の3等で配布されたダークライド。
>・3等 当選ライン数が7ライン 封印卵「ダークライド」
第1回ローゼンベルクビンゴ大会
私はメモしそこねたので確認できていないものの、どうやら現存で12匹しか存在しないようです。
このダークライドなのですが、既にwikiに投稿されていて「地火」の反属性で話題になっています。
魔物/ダークライド – コンチェルトゲート フォルテ Wiki*
スキルについてはスキル掲示板で確認したところ、
通常通りのMetal種族のスキル構成となっています。
理論
まずプレイヤーの装備品の話をすると、地水火風の4属性のうち、2つの属性をつけることができます。
例えば地10属性と水10属性で、最大20属性分確保可能。
しかし、地火の組み合わせ、水風の組み合わせの場合だと、属性が打ち消しあってしまうという特徴があります。
そのため、ダークライドのクリスタル属性は
- 地火なので、打ち消しあい無属性の使えないペットになる
- 地火なので、弱点が存在しないペットとなる
- 地火なので、常に相手よりクリスタル属性が有利となるペットとなる
この3つの想定のうち、
プレイヤーの装備品とペットのクリスタル属性は全くの同質の内容と考えて、
「打ち消しあい無属性となる」と考える人が多かったようです。
実証
実際にダークライドを所持している人にダークライドを借りることができたので試してみました。
検証条件としては、
- 装備品地10属性をつけたまま各種Gr1属性単魔4種を打ち込む
- 装備品水10属性をつけたまま各種Gr1属性単魔4種を打ち込む
(※20属性にするとプレイヤー有利になってしまうため、10属性) - 種族強化は【飛行】【無形】(※ダークライドはMetalの【金属】)
結果としては次の通り。
・装備品地10属性のみ:
メテオストライク143±0のダメージ
アイスフロスト129±0のダメージ
ヴォルケーノ138±0のダメージ
バニッシュブロウ128±0のダメージ
・装備品水10属性のみ:
メテオストライク149±0のダメージ
アイスフロスト138±0のダメージ
ヴォルケーノ132±0のダメージ
バニッシュブロウ147±0のダメージ
結論としては「弱点が存在しないペットとなる」といった内容になりました。
現状
この反属性ペットなのですが、前作だと国内では存在しないままに終わりました。
海外だと「Rガルム」が水風の反属性ペットとして存在するようなのですが、
かなりのレアケースにあたる情報なので、前作をプレイしていても知らない人の方が多いはず。
コンチェルトゲートでも、ハンゲーム運営時代に一度ヴェノムビーの属性が、
地水火風がそれぞれ2.5だったことがあったのですが、それについてはBP能力面が0に近いため修正が施されました。
例えば前作だと、戦闘中のクリスタル属性変更は「リバース」の呪術魔法しか存在しません。
しかし今作だと、戦闘中武器や盾にクリスタル属性をいれていれば持ち替えにて属性を変更することができます。
そのため、デュエルだと戦闘中にペットの属性の弱点に合わせて攻撃されてしまうのも1つのセオリーになっていました。
この流れから、
- 攻撃面では、純属性の方が扱いやすい
- 防御面では、複数属性の方が扱いやすい
このような基本構図になっていたものの、
プレイヤーは20属性まで確保可能で、ペットは10属性のみという構造なので、
対応化した戦闘職に対して、ペットは攻撃面で勝るのはまず不可能。
攻撃面で評価するならば、純属性の方が確かに扱いやすい面はあるものの、単に属性が特化しているという上での話にしか過ぎません。
例えば、水純属性のペットで水属性の魔法を使わせると、
有利な火属性の相手には最高ダメージが出るものの、
不利な地属性の相手には最低ダメージが出るといった、使い分けることが前提となる話です。
新章以前だとペットの育成の方が追いつかないことが多かったため、
「1キャラ1ペット」(※エリア別に別れるとしても「1キャラ2ペット」)までが限界となり、使い分けるには育成自体が難しくなっていました。
そのため結局は「複数属性の方が扱いやすい」という結論に落ち着き、
課金ペットでも、登場するたびに
「純属性だと実用としてはハズレ」
「複数属性だと扱いやすい」という構図が定着することになりました。
これらの新章以前の課題については、積極的に改善を施そうという動きがあります。
その1つが、ペット専用スキルの登場で、攻撃面での改善が見られることです。
種族ごとに使用できるスキルが異なることから、別の作用として色んなペットを使ってみたいという機運も高まることになりました。
今回の反属性ペットは防御面に関する改善の一環ともとれるのですが、
上記の流れから言うと「見た目をイジらず、クリスタル属性だけをイジらせてほしい」という潜在的な需要が存在しているということになります。