アニマートからエールへの流れ

スキル「エール」(ブレイズシステム)の実装までの流れについて。
内部情報を手に入れられないので推測の範囲内にしか過ぎないのですが、流れとしては合っているだろうという前提の元で記事化してみました。

職差の明確化

現在はアニマートのスキルを使えるのは巫術師しかいませんが、過去にアニマートのスキルが使える職業が複数存在しています。
巫術師が専門で、風来、調教術師、薬剤師、調理師、鑑定士、医師の7職が使え、消費MP以外は他の職業が使っても代わり映えはない状態でした。
それが9月7日に、兵士の凋落に見られる通り職差を明確する更新が施され、アニマートが使える職業が巫術師だけになりました。
当時のアニマートは、ダメージを十分に与えられないキャラクターの数少ない活躍の場を与えるスキルだったので、戦闘のバリエーションを減らす処置として非難が出ているような状態でした。

生産職のアニマートとしてのエール

09年10月4日の座談会にて、ブレイズシステムについて次のような説明が施されたことがありました。
>22:23:08 【GM】あかみこ: これは間に合えばですが、
>22:23:45 【GM】あかみこ: 新パラメータ「怒り値」というのを今作っています
>22:24:02 【GM】あかみこ: 修正:新パラメータ「怒り値(仮称)」というのを今作っています
>22:24:31 【GM】あかみこ: どんな仕様になるかはまだまだ未定ですが
>22:24:47 【GM】あかみこ: この追加は、生産職の方でも戦闘に参加しやすくするためを目的として
>22:25:02 【GM】あかみこ: 他のプレイヤーさんを助けるスキルを実装予定です。
説明を見る限り、エールのスキルは運営側の意図として生産職で使われていたアニマートの代替として考えられていたようです。

9月7日以前でのアニマートの欠点

そのままアニマートを生産職にも復活させるという手段も方法論としてあったのですが、実はアニマートはアニマートで欠陥がありました。
いくつか列挙してみると、

  • 職差について叫ばれているので、アニマートを巫術師のみで使える処置はその流れに沿っている
  • アニマートが使える位置が固定されていて、前列で使わないといけない状況がある
  • 9月7日以前でもアニマートを使える職業が限られている

とくに、9月7日以前で7職しか使えなかったものの、例えば戦力的に是正が必要なDM型の職人だと、そもそもアニマートが使えないので活躍の場がありません。
VM型の採取職も自分では活躍できないのでペットに頼る他なく、そもそも怪我の防止をかねてVSにするべきだと言われるくらいでした。
そのような流れからすると、結果としてエールというスキル(ブレイズシステム)は開発され、全職業に使えないといけない結論に至ったのだと思います。

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アニマートからエールへの流れ への2件のフィードバック

  1. うさぎ紳士 のコメント:

    私も9月のアップデートの内容に関してはいくつか否定的なのですが、その中で弊害となったのが職差の明確化のように思えますね。
    今回はややネガティブにとらえましたが、例えば薬剤師・調理師・鑑定士が単魔Ⅰを使えるようになってSTRが無くても戦力になれるようになった所もあったところを踏まえると一面的に評価できない面もあります。

  2. 畳縁 のコメント:

    アニマートは発動したターンから有効でしたから、狩りでも有用でした。
    ですが、エールは最大grでも四、五回掛けしなければ火力支援にならず、そこそこのボス戦以外に存在意義は見いだせないのが悲しいところですよね・・・

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