9月7日の大型アップデート以降の、戦闘系のバランスが変化しています。
まだ2週間程度しか経っていないので自分なりに全体像が掴めてない感があるのですが、ひとまず自分が使っている職業観点から稼ぎの現状を話してみたいと思います。
クレリック
全体攻撃魔法を使わないことによって、消費が少なくなりました。
リジェ系が専門家されていてスキル上げをする人も増えてきています。
しかし、ヒール系とリジェ系の場合だと、回復量が多くてもリジェ系が使いづらく感じられるようです。
一般的には回復量の方を上げてほしい(上位スキルをぼちぼち出してほしい)という意見が支配的なのですが、リジェ系の発動も早くした方がいいのではないかとも思えます。
スキルスロットが15個なので、巫術師の専門スキルが流れてきた分、スキル構成がシビアになってきました。
薬を引き合いに出すとヒールの個人回復量が低く感じます。
ヒーリアの総回復量は一人70程度なので、ヒーリアと比べるとやっと薬がヒーリアⅠに追いついてきました。
公式掲示板だと、殴りクエの場合、単体攻撃の殴りスキルが迷惑扱いされるのではないかと不安に感じている人がいるようです。
<雑談掲示板 最低限のマナー?>
流れとしてはドクミスト(魔符)稼ぎで10匹モンスターが出たことを想定して、
魔術師は全魔で、クレリックは範囲魔法で攻撃するのがマナーと定める風潮があって、
単体魔法攻撃(この場合殴り杖スキル)を行う存在をマナー違反と定義する流れが、おかしく作用しているようです。
なかなか難しい話で、近接スキルも基本的に単体攻撃なので、現在だと従来のマナーと定義されていたものが通用しなくなっています。
剣士
剣士の迅速果断がかなり使いやすくなりました。
被弾する機会はあるとはいえ、サイクルが短いので他の近接スキルより一見強くみえます。
特にデュエル関係で迅速果断が強すぎるとの話が出ているようで、修正を求める話が出ていました。
<雑談掲示板 やりすぎ?>
<雑談掲示板 最近のデュエル>
迅速果断の修正の可能性ですが、おそらく修正をする場合には大きな悪影響が出てくると予想しています。
理由としては、2つあります。
1つは、迅速果断以上の火力のスキル(気功砲とエリセ ドス)がちらほら存在していて、そのスキルの威力を軒並み引き下げないとバランスがとれなくなるからです。
衝撃のAB効果も問題視する人がいるので、プレイヤー要望による魔術師の単魔Ⅱに合わせた全般的な下方修正に繋がる可能性が出てきています。
全般的にはペットの入れ替え許可も視野に入ってくるのですが、そこまで話が及ばないくらいにペットの入れ替え不可は大前提のデュエルルールとして普及されています。
<雑談掲示板 連撃禁止 >
2つは、迅速果断のサイクルの早さはAGLに起因しています。
具体例を話すと、私が使っている剣士の場合はHP800代のS極振りのBP構成。
きついボス戦だとHP1000以上ほしいと言われる中では若干足りないものの、ボス戦で支障なく戦える最低限のラインを守っているHPになっています。
「高速」「中速」「鈍速」で定めると、「中速」の部類に位置すると定義してみます。
この「中速」状態でAGLを下げない迅速果断を繰り広げていると、攻撃のサイクルが早く感じます。
さらには「高速」の状態だと、さらにサイクルが早くなっていて、1戦闘中に1撃2撃の差がみるみる出てきました。
逆に「鈍足」状態だと攻撃サイクルの早さは存在しておらず、敵陣地にずっと留まってしまうというデメリットが出ています。
つまり、一部で主張されているAGLの反映が施されたスキルが「迅速果断」です。
<雑談掲示板 回避(AVD)について>
低AGLが有利な時代から脱却が施されているスキルなのですが、そのことが認知される前にいきなり非難が出ているのが現状になっています。
これからのバランスとしては「鈍足」に加えて「中速」のサイクルを落として、「高速」の領域で迅速の無敵感を演出するのが望ましくなってくるか?
現状でも「中速」でも鎧を着込まないことが前提なので、実をいうと稼ぎの範囲内ではバランスは十分にとれてもいます。
剣士ならQUIに振った方が良いかについては、将来の展開(というよりプレイヤーの要望)が読めないので、非常にアドバイスが難しくなっています。
剣士や魔術師に「ヒールⅠ」が覚えられる処置ですが、サイクルが早くなったとはいえ、魔法に被弾するのは日常茶飯事となっています。
その被弾のダメージを直すときに剣士と魔術師のヒールで治しているので、運営側の意図としてはそのことを想定してのヒールの実装にも思えてきました。
被弾のことを考えると単魔でダメージを伸ばすよりかは、範囲や全魔で伸びる現在の路線の方が(稼ぎの範囲内では)釣り合いがとれているように思えるのですが、デュエルの話が絡んでくると正直なんとも言えません。
あと回避率の上昇についてなのですが、デュエル向きのVS振りの人は今後覚悟しておいた方がいいかも…。
靴のAVDが十分に反映されていないとのことなので、それとセットで回避率の上昇は現実味を帯びてきています。
封印術士 → 調教術師
戦力的には封印術士は調教術師の経由職状態だったので、調教術師に転職してみました。
懸念されていた捕獲のしやすさも、封印術士や調教術師で変化はないようです。
<質問掲示板 封印→調教転職後の捕獲について>
これでスキルスロット15から20へ増加。
一通り戦力になりそうなスキルを追加して稼ぎに出てみると、活躍が目覚ましくなっていました。
まずは防具の装備品の開放による、高Rローブの着用。
今まではずっとR1法衣(MGA+8~15 MGD+8~15)しか着れなかったのですが、
R5エルフローブ(MGA+60~75 MGD+60~75)を着込めるようになり大幅にMGAを強化することに成功しました。
このことについては公式では触れられておらず、ひたすらに修正を求める内容になっています。
<雑談掲示板 やはり納得いかない>
槍玉に挙げられているDEFローブの売り上げですが、ローブオブクロウのデザイン性が好まれているのでその点でみると売り上げは伸びている状態。
話の内容も、DEFローブで全体を語るのは理論的に無理があり、DEFローブ単体で修正の必要性があるとの内容になってきました。
調教術師でみるならば「一撃必中 初」のダメージ上昇が著しくなっています。
他には、
「エリセ ドス」のダメージも激しくなっていました。
Gr1では「エリセ ウノ」の上限と同程度の100~110のダメージ。
Gr3のアニマート付与で一列で170~190程度のダメージが出ます。
R6ブーメランを装備できて「エリセ ドス」が使える職業がうらやましく感じてきました。
これに範囲魔法も使えるようになったので、Gr10にすると150程度×4体のダメージが出ます。
これくらいのダメージを出すにはMND振りにするか杖装備にするかといった処置が必要だったのですが、高Rローブを着込めるようになったことにより、殴りスターテスにも余裕を出せるようになりました。
これにより、弓術師の乱射とは違った意味で、陣形に合わせた範囲攻撃をあわせることができるという、従来存在しなかった職業へと変貌を遂げることになっています。
弱点としては、杖職以上に消費が激しいこと。
MND振りが重要になってくると同時に、クレリックの食料の消費減を埋め合わせるくらいに食料が必要な職業にもなっています。
盗賊の専門スキルの激化についてですが、どうも調教術師に合わせてかなり引き上げられているように感じます。
物理型だと、調教より盗賊の方が活躍を見込め、
魔法戦士型だと、調教の活躍が見込め、
魔法使い型だと、魔術師の転職が有利になっています。
一度盗賊に就職してスキル上げに励もうかとも考えたのですが、風来マスターの称号をもっていなかったので2度の転職を強いられる状態。
スキルスロットも調教からだと20→15→20という運びなので、転職するにはスキルスロットを削らないといけません。
そういう意味では、魔法使い型のBP構成の封印術士(SS15)は、魔術師(SS15)の転職がしやすくいことにより1つのバランスが保てるようになっています。
物理構成では、盗賊と比べると調教術師自体が劣っているような状態なのですが、この段階でブリードとテイムが大きく絡んできます。
テイムの消費MP減少は、ペットの全魔の消費を抑えるためであるという発想もあるので、調教術師が前列に出ることも一つの活躍方法になっているのです。
回避をしやすくする修正については、意外と警戒されているようなんですよねぇ。
さじ下限が難しいこともあり、9月7日のアップデートで修正がなかったのも、どの程度まで回避率を高めていいかひとまず様子を見られているのだと思います。
AVDが見直されば、
VM<VS<VQM<VSD<QM<VM
みたいに、「これが正解」みたいなDuのステ振りがなくなって、キャラの個性や相手の得意不得意や出てきそうな感じがするので、是非AVDは見直してほしいものですね。