クイックの特徴について。
今回ペットにクイックを覚えさせて使わせて、いろいろと調査してみました。
プレイヤーの職業だと9月上旬以降は呪術師のみが使用可能になり、ペットに呪術が使えることに対して批判があるような状態。
現に運営側は修正する方向で話を進めようとしていたのですが、ペットへのスキル調整は見合わせることになりました。
クイックの悪条件
クイックの使用には複数の悪条件があります。
- クエスト「ヒヨコ屋敷の彼女」の難易度が高め
スキルを買うだけならクエストが失敗しても購入はできます。
- 必要スキルが「コンフィⅠ:Gr6」と「ダークⅠ:Gr6」の2つ。
1つのスキルを上げるのに、非専門で1時間~2時間程度。
2つ上げるので3~4時間は平気でかかります。
スキルスロットに余裕がない場合は、クイックを入れるのが極端に難しくなるという難点が出てきます。
金ペットの場合だとSSが6個しかない上に、最大で「コンフィ + ダーク + クイック」の3つのスキルを埋めなければなりません。
- クイックには成否判定があり、失敗することがある
Gr10時には成功率80%くらいとの話なのですが、元ネタのURL記事をすっかりメモしそこねていて脳内ソースだけになっています(==;
そのため成功率80%に関しては私の思い込みの可能性もあるのですが、成功率としては高め。
低Grで使用しても実用の範囲内なのですが、成否判定がある以上は失敗が続くこともあります。
クイックのメリット
- 目に見えて早くなる
実際の行動速度は倍速とまではいかないものの、目に見えて効果が体感できます。
SM魔にもクイックをかけてみたのですが、やはり詠唱時間が短くなっていました。
あとはAGLがどのように反映されるかなのですが、詳細は不明。
- 効果時間が長め
一度クイックにかかると、クイックの効果時間が長めに続きます。
低Grの場合なのですが、一人一人にクイックをかけていると5~7人くらいはクイックにかかり、その後はかけた順からクイックの発動が消えていきます。
- 低MP消費
消費MPが5なので、惜しみなくクイックを連発ができます。
つまり、MPが低くても使用条件さえ整えば使いこなせるということになるため、壁モンスに使わせるのが最適だろうという見方が広まっています。
- 通常の攻撃魔法のようなABが発生しない(ヒールと同じ扱い?)
ペットが命令を無視をしても、クイックは味方にかけてくれます。
クイックの実用例
- スキル上げの促進
通常の稼ぎだとクイックは使いづらく感じるスキルです。
「クイックの詠唱 → クイックの成功 → クイックがかかった対象の行動」のプロセスが必要なので、準備に時間がかかります。
元より効果時間が長めにとられているので、通常の稼ぎ程度では大きな効果を上げづらいのは事実でしょう。
しかし、1回の戦闘中で2回スキルが使えたところが、3回使えるようになるとスキルの使用回数が1.5倍になります。
試しに、リヴァイヴ上げでクイックを使ってみたのですが、リヴァイヴの詠唱速度が上がって効率がよくなりました。
- クイック使用者にクイック
クイック使用者にクイックをかけると、その後クイックの使用回数が増えるのでクイックをかけやすくなります。
「クイックの詠唱 → クイックの成功 → クイックがかかった対象の行動」のプロセスが1つ増えるので、長期戦でないとさらに効果は出づらくなります。
- 連撃にクイック
連撃使用者にクイックをかけると、攻撃1回1回の行動速度が早くなります。
旧連撃と比べるとダメージや行動速度が劣ってしまうのですが、連撃は使用場面をわきまえると効果が大きいスキルなだけに、使い方次第でさらに強力なスキルになりました。
稼ぎでの使用となると、クイックがかかるまでのプロセスが必要になる都合上で、十分に効果を発揮しづらくなるという難点があります。
- 迅速果断や速攻にクイック
迅速果断にクイックをかけると、敵陣地に留まる時間を短くできます。
意外と重宝しそうなのですが、迅速果断自体が「敵陣地に留まる → 自陣地で赤バー発生」というプロセスを踏むので、通常の近接スキルよりも待機時間が長い印象があります。
やはり現在の迅速果断はトドメを刺すときにしか使用できないスキルなので、クイックで補強しても他のスキルを使った方がいいような状態から改善されません。
速攻にクイックを使うと、まさに切りまくりの状態が実現できます。
同時に消費MPが13なので、MPが十分に確保できてないとすぐにMP切れを起こしました。
ナイフ自体のATKが低い上にテクニカルガードが発生しないので、変に欲張るよりかは素直に近接職で近接スキルを使った方がお得になります。
- 混乱相手にクイック
混乱した相手にクイックをかけて、行動回数を上げて早く逃げさせるという使い方。
あくまでも理屈での話なので、実用に耐えられるかは謎です。
逆に言えば、デュエル時にクイックがかかった対象に混乱を使えば、相手の被害がクイックがかかった分甚大になる可能性も増加するということです。