ゲーム内のノッカー
ノッカーの大きさは、アルバネスメロンよりやや小さめ。
よく重箱の上に納まったり、鍋物に納まったりしました。
ノッカーは、ネズミの姿をしたゲーム内の初代マスコットのペットになります。
なぜネズミの姿なのかは謎ですが、クロスゲートを象徴するかわいらしい姿が求められていたのでしょう。
ネズミ – Wikipedia
成長率がよくないため一見頼りない印象があるものの、VTLが低くTGHとMGCが高いというMNDが伸びやすいポイントを押さえているため、前作ではノーマルでも高い魔法能力を備えます。
改造が施されたRノッカーやRフェイクラットは最強の魔ペットとして讃えられるほどの高性能を誇りました。
初期に出た設定では、ノッカーにメテオを教えたと主張する子どもが存在。
ノッカーが落とした隕石が装備品の材料になったり、流れる星が恋愛成就として珍重されたり、ノッカーランドという謎の施設も存在します。
ノッカーランドにて「おみやげ子包み」を開けて手に入るネズミ系の頭飾りは生き物設定でした。
物語の核心として、リセリア城図書室別館さんのクロスゲートのシナリオ集の「一等」のアルカディアルートにて、ノッカーついて触れられることがありました。
また、同じくクロスゲートのシナリオ集の「遺された者」にて、力を封じ損なわれたノッカーの話が出てきます。
ノッカーの鳴き声は、
のんちゃんの「きゅ、きゅ♪」(またはキュ)が正しいのであって、
決して「ギョピ~」ではないと思いたいところ(’’
今作のノッカーはちょっと太くなっているので、ギョピ~と鳴くのは仕方が無いところか…っ!
イギリスのノッカー
ノッカーはイギリスのコーンウォールの鉱山が出身。
ノッカー – Wikipedia
コーンワルのノッカー 鉱石の妖精 鉱物たちの庭 コーンウォール
クロスゲートやコンチェルトゲートではネズミの姿をしていますが、本来のノッカー(knocker)でイギリスに住む妖精。
妖精と書くと容姿を思い浮かべづらいので、小人と表現した方がいいところでしょうか。
採掘中、落盤する危険があるときにノック音で、または良質な鉱石の存在をノック音で知らせてくれることから、鉱夫の守り神としても知られています。
上記でも紹介している鉱物 たちの 庭 ★鉱物と鉱石と宝石と結晶と…★さんが特に詳しく紹介されています。
余談として、ノッカーが住んでいるコーンウォール – Wikipediaという地方が、イギリスの中でもかなり特殊な土地柄にあたります。
コンウォールの鉱山風景は、ユネスコの世界遺産として登録されています。
コーンウォールと西デヴォンの鉱山景観 – Wikipedia
デヴォン地方においてはナショナルトラストにて保護されている状態。
Englandのナショナルトラスト
コンウォールの鉱業は、今では鉱業が衰退し、観光産業が台頭しているようです。
CLAIR:(財)自治体国際化協会 コーンウォールの光と影
ちなみにゴブリンやコボルトは、元はドイツの妖精(小人)。
ゴブリン – Wikipedia
コボルト – Wikipedia
ネズミと比べれば、FF3までのゴブリンの色違いの方が本質的に近くなってると思います(=▽=
FFは3しか体験してないのですが、ノッカーといえばゴブリンの色違いなのですけどねぇ…(ぉ