前作の兵士は弱かったのか?
前作のシステム上の都合により、万能職より専門職の方が強かった経緯がありました。
R10斧を装備できる戦斧闘士と比べると、R6斧までしか装備できない兵士の方が威力が弱くなります。
R10ヒール系を消費半分で使えるクレリックと、R6ヒール系までしか使えない上にFPが倍消費する兵士の方が回復量として弱くなります。
前作では中途半端な感が否めず、何かしら兵士特有のスキルを要望する人もいたくらいです。
(*今作では諸刃が優遇されていています)
兵士には、兵士必須のクエストが用意されていました。
ハーベルの街にいくには兵士が必須であるため、兵士という職業をハーベルに行くための専門職としてとらえている人もいたくらいです。
他にも、正規の通行手形(ジェノーバ方面にいくにはLv25以上必要)がLv20で取得できたり、ゴブリンハウスをクリアするにも兵士が必要。
あまり能力面とは結びつかない優遇処置なのですが、クエストの優遇措置からして能力面では諦めるしかない側面もあったのです。
兵士が活躍する場面
実を言えば、単純に「兵士が弱い」と言うと、かなりの語弊があります。
クエストも後半になると戦闘が熾烈を極めてきて、大ダメージで一撃死することもあれば、状態異常で動けなくなる場面もあったのです。
例えば、リヴァイヴを必要とする場面を想定すると、クレリックが倒れてしまった場合(または気絶している対象がいても回復で手一杯な場合)は安全にリヴァイヴで起こすことが不可能になります。
この場合だと、鎧を着れて中Rankのリヴァイヴを唱えられる数少ない職業として、兵士が頼られる場面出てきました。
なかなか危ういバランスですが、地震一発程度なら耐えられる程度のLPが確保できたのが大きな強みになっています。
高Lvの近接が状態異常、特に混乱にかかると最悪の展開になります。
ボスに対して猛威を振るう近接攻撃が味方を襲い、攻略に際してはクリアが難しくなってくるのです。
ガーズラウンドでは最下層にいるケファ・パブテスマより、手前の中ボスの状態異常を使う50階のマティアの方が脅威に感じられるほど。
この状態異常を治せる職業が本来は巫術師の役目だったのですが、システム上の欠点として巫術師の抵抗スキルが伸びないという欠陥がありました。
そこで実質の状態異常回復役が兵士、または抵抗が専門の忍者(キュアや抵抗が伸びる職業)になったのです。
特に最終決戦型牛鬼戦の場合だと、石化呪術をひたすら連打されるので石化抵抗がないとまともに戦えないような事態になってました。
他にも低Rankで大活躍をみせるスキルも存在したので、それらを良い所取りをするいったメリットができるのが兵士の最大の特徴です。
しかし、一部のスキル(ヒール、リジェ、キュア)は転職を経由しないと取得できない仕様だったので、兵士になりたくても、まずは別の職業に就いて必要なスキル集めをする必要がありました。
一例を挙げると、ヒール系がほしいのでクレリックに就職し、転職で上限を削られない程度にスキル上げした後、巫術師に就職してキュアやリジェ系を取得といった具合です。
前作は転職便宜クエが登場するまでは転職に非常に厳しいペナルティが存在したので、その過程でモチベーションを保てない人もいました。
兵士は初心者のサポート職としては、比類がないくらいに優れた職業でもあります。
陣形に沿った範囲攻撃をしつつ、ヒール系が使えるというお手軽感も素晴らしいものがありました。
他にもLv制限デュエルで兵士をみかけることもありましたが、その辺の事情については疎いので今回は割愛。
兵士の可能性
兵士について一番詳しかったのが「兵士道」さんなのですが、
-へいしどう、あとち-
今現在では跡地を残すのみとなっています。
杖やローブを装備できないことから兵士は物理寄りの職業だったのですが、攻撃魔法がR5(R6)まで伸びます。
そこで、攻撃魔法も使える兵士を目指そうという「魔兵士」の分野が存在しました。
ただし、ただでさえ物理寄りの兵士が魔法を使いこなそうとするので、育成や活躍としては茨の道としか表現しようのない苦難の道です。
どうしても中途半端なイメージを拭えない兵士の分野したが、RankUp4クエの登場で希望の光が差します。
R7装備を装備できるようになったことにより「特殊装備」の領域へ進出。
中でも水龍装備を装備できるようになったことにより、R11装備を装備できる近接でも最強装備として愛用しているような水龍装備を装備できるようになりました。
兵士にとって強力な装備品をピックアップすると、
- 水龍の槍 ATK+139 AGL+50 CRI+12 HIT+5 DUR300
- 水龍の斧 ATK+218 DEF+25 CRI+18
- フロストドラゴン ATK+169 MND+10 CRI+20
- 水龍の弓 ATK+164 CRI+2 HIT+20
- 水龍の盾 DEF+100 ATK+20 DUR200
- 水龍の具足 DEF+100 FP+150 CRI+5 HIT+5 DUR200
水龍装備では避けまくりの「水龍の服(DEF+30 AVD+80 DUR200)」を装備できるようになったことにより回避装備の領域にも参戦。
水龍の服が極端に手に入りづらいことを除けば、この段階で「兵士は弱い職業」との評価はできなくなります。
R7特殊装備の中にはMNDが激増する装備品が存在し、
- ゴールデンプレート DEF+20 MND+50 RSS+50前後 AVD-5
- バーティカルレイン DEF+10 MND+20
装備品の力を借りてMNDを激増させることに成功しました。
それにクリスタルの残骸から手に入った「魔刀(R7 ATK+137 ADM+150 Dur250)」も併用すれば杖代わりになり魔法ダメージを1.5倍にすることができることになります。
>紺野さん
私も兵士はかなり強い部類に入っていると感じていたのですが、当の兵士を選択している人にとっては強職だから選んでるのではなく自由にスキル構成を組める点を高く評価している人がほとんどだったように思えます。
>修理屋さん
範囲攻撃だと、乱れ射ち、気孔弾で別れたり、
回復だと、ヒール派、リジェ派で別れたり、自由に組める分スキル構成が異なるのが面白い特徴でしたねぇ。
最初、兵士に迅速果断をいれてなかったのですが、ホワイトノアで稼ぐようになって迅速果断をいれるようにするといったように、後々からスキルを入れ替えられやすいのも1つの強みだったことを思い出しました。
「ルドゥテ盆地」実装時だと、わざわざ盗むのスキルを兵士にいれてバステトのカードを兵士で狙っていたこともありました。
盗賊とは違ってFP消費が倍になるので、地味に消費が痛かったんですけどね(=▽=
>呪術師エミさん
私は物理向きの鈍足タイプの兵士だったので、新Rank5装備のゲッツブーツを愛用してました。
AVD-5はつくけれども元より回避は考えてなかったので影響がないとして、CRI+6が非常に魅力的。
私の理想の兵士のイメージ像としては、キュア・リヴァイヴ・抵抗(状況により範囲攻撃モード)がついた戦斧闘士を目指していたように思えます。
私の感性だとウルリヒシールドのHIT-2が気になるところなのですが、やっぱりFP+が魅力的ですな(”*
スキル構成のほかに新Rank5装備の評価も兵士の間で別れそうですねぇ。
はじめまして〜
XG兵士の話題が出ていたのを偶然お見かけしたので、コメントを!
色々試すのが好きだったので、完全な魔兵士ではないですけど、
魔法戦士タイプの兵士をやっていました。
MGCは、装備の底上げでぎりぎりLv5魔術が最大威力で撃てる所まで振っていました。
その影響で、ヒール系、キュア等もある程度は使いこなせたかな〜?って感じです。
ローブが装備出来ない兵士の場合は少しとは言えFPの底上げが出来るので
ウルリヒシールド(Rank5特殊盾)も結構使えました。
後は、重戦士でのRank7装備が可能になったので、
ボス戦では、ビックカイザーアクス+戒驕戒躁と言うCRI狙いも出来るようになりました。
(STRが中途半端な魔法戦士タイプには特に使えました)
PUK2以降のスキルが一部重戦士でLv7迄延びたのも大きかったですね。
長くなりましたけど、重戦士で色々パワーアップしたのもあって育成の面と回避装備が
水龍の服限定で大変な所もありましたけど兵士は強い職だったと思います!
水龍装備により格段に戦闘力が上がったのは確かですが、R6まででの装備でいかにAVDを確保しつつ攻撃力を稼ぐかとか、スキルを何で埋めるか等面白さがありましたね。
CGでも中途半歩な戦力になって欲しいものだと思うひねくれ者です(笑
十二分に強職だったと思いますが、
XGの弓でさえ不遇だと言う人はいましたので…