前作の近接3職は、なぜ強すぎると言われたのか

今週のちょっと出し情報で「迅速果断 塵」のスキル名が出ていました。
2次職にて、戦斧闘士も登場しそうな気配もあるので、今回は近接3職がどのような職業だったか振り返ってみます。

近接3職(剣士・戦斧闘士・騎士)は、日本のXGだと専用の範囲攻撃をもたない故に、範囲職の僧魔格弓と比べていかに恵まれていない職業か嘆かれる状態でした。
しかし、途中から「近接は強すぎる」と変調を遂げます。
では、近接の何が強かったのかというと、

  • 近接スキル
  • 連携(とくに斧連携)
  • 避け装備

スキルや連携に関しては、ビリアルドの登場前に書いた記事があるので、前作のPUK2近接スキルのおさらいにて。
今回は装備面について。

連携

連携は、連携の参加人数が多いほどダメージが多く、必中という特性が存在します。
そのため斧のAGLマイナスによる命中率の低下も問題にならず、むしろ連携のダメージ源として斧が重宝されていた経緯があります。
ボス戦において斧連携が最高の戦法だったのなら、「ボス戦に対する最強職は戦斧闘士だったのか?」というとそういうわけでもありません。
戦斧闘士は斧装備によるクリティカルが強力だったわけのですが、R6以上からは両手斧しか存在しなくなります。
つまり「盾」が装備できなくなったというわけです。
後にR11装備の斧に片手斧が登場するので、盾装備が重要性が伺えます。

避け装備

近接の最大の強みが、避け装備。
大半の通常攻撃を避けることと、近接攻撃なら通常攻撃でもダメージ源になるので、ボス戦ではペットをしまうことにより攻守ともに安定した活躍を見せてくれました。

近接の避け装備を列挙してみると、

  • R8特殊兜 ミストウィンド
    (AVDを大量に確保できるもののHITが下がるため、デュエルで「避けまくり」現象に拍車をかけた装備)
  • R9特殊鎧 ファントムアーマー
  • R9特殊盾 ヴォイドハーデス
    (またはR8特殊盾 エクスペディター。ヴォイドハーデスはHITも伸びたのですがMPが減少するデメリットがある)
  • R10特殊ブーツのクラウディアや、水龍のブーツ
    私だとCRIも伸びて比較的に安価に手に入るR9特殊ブーツのガルーダスパイクを好んで使ってました。
    後にR11避けブーツのカフリーブが登場。

あとは、アクセサリーに「ランの丸薬」を装備してRCVを稼いだり、他にAVDやHITを補強したりもしました。
AVDを上限まであげれば大半の攻撃を避けることができる上、元が重装備なので程よいDEFも稼ぐことができます。

近接以外で避け装備を確保しようとすると、軽装備だと非常に材料が手に入りづらい「水龍の服」に頼らなければならず、
杖装備に関しては避け装備がR10の間に存在しなかったので、壁モンスが必須の状態が続きました。
こちらも後にR11装備で避け装備が登場。

このうち、戦斧闘士だと高Rankで盾が装備できなくなってしまい、かつAGLのマイナスも深刻になっていました。
そのため近接3職なら剣士や騎士の方がバランスがいいと評価されるようになります。

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