前作からのファンにとっては、ある種残念になっている事柄があります。
前作ではウィルノア方面の名物(?)だったオチューが登場していないことです。
昔のSSをあさっていると、モルボルが出てきたのでこちらのをアップしますが、オチューはこの黄色いバージョン。
オチューが初登場したときは、その容貌をからプレイヤーにかなりのインパクトが与えられたと聞いています。
なぜ今作のウィルノアでオチューが登場しなかったのかというと、コンチェルトゲートのイメージにそぐわないという理由で登場しない可能性が強くなってきました。
前作では「やりすぎ」とも捉えられてしまうモンスターや表現が削られることになっているようで、今作では袋猫の本体(下半身)が表示されなくなっています。
前作だとこんな感じのキモさだったのですが、今作で登場したウェイクマン(ピンク袋猫)やヨガシュ(黒袋猫)だと下半身(本体)が出てきません。
袋猫は戸部さんがデザインしたモンスターで、その設定が紹介されたことがありました。
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あまり文字がはっきりしていませんが「(中略)魔力でスライムのような不定(中略)」と書かれていているのは確認可能です。
袋だけならかわいいと評判だったのですが、本体が気持ち悪く感じる人が多くて、キワモノ扱いをされていました。
逆にこちらの方が無くなってしまったのは残念なところではあります。
ゾンビ系のモーションも、前作では「やりすぎ」の部類に入っていました。
走るのモーションだと両手を激しく動かして全力疾走したり、地面を四足歩行で這う種もいました。
魔法アクションだとロックンローラー顔負けなほど頭を振ったりもします。
ドット絵師の技術の粋とも言えましたが、あそこまでいくと悪ノリになってしまうところでしょう。
今作のゾンビだと、あまり滑らかに動かなくなった分、気持ち悪さを感じることがなくなりました。
ペットをフィールドに置いてるだけで、見た目を理由に取り除いて欲しいといわれたのが、
クリープ系のモンスターです。
画像はローズクリープのダメージのモーション(左上は攻撃のモーション)。
PUK3から登場した宇宙人のようなスライムモンスターですが、
歩くモーションだと眼球のない人間の顔に、
走るモーションだとパスタのフジッリのように螺旋状に渦巻き、
攻撃のモーションだと自分の体を弾にして攻撃、
防御のモーションだと板状になり、
倒れるモーションだと泡のようになってあちこちに水溜りが残っていました。
かなり独特のモーションなのですが、生理的に受け入れられない人もそれなりにいたようです。
その流れで昆虫系も絞られる可能性があったのですが、ひとまずクモ系は登場しています。