アルカディア帝国の遺産

コンチェルトゲートで課金販売されたりキャンペーンイベントで手に入れることができたりする「龍の砂」

前作では、PUK1の副題である「竜の砂時計」の中の「竜の砂」です。
(*一応前作では「竜の砂」なのですが、今作「龍の砂」という表記になっている)

前作でも何度か配布されていて、1周年記念として配布されたり、長い緊急メンテナンスのお詫びとして配布されることもありました。
また前作では定額課金システムだったのですが、当時は「基本無料のアイテム無料が主流になっているので、クロスゲートも無料にするべき」と主張する人もいて、アイテム課金の引き合いに出されていたのが、「竜の砂」の課金販売です。

以下、リセリア城図書館別館さんにあるクロスゲートのシナリオを、「アルカディア帝国の遺産」というテーマでまとめて再構成したものです。

前作のシナリオ上だと「竜の砂時計」は、アルカディア帝国の遺産の1つで、当時の責任者であったラウレンス博士(バルケス曰く「妖怪じじい」)の作品。
アルゼ13神である軍神リヴェリウスから与えられた神の知識と技、飛躍的に発展。
忌むべき存在であった「呪われしもの」たちの知識と力を利用して、魔法をさらに発展することになります。
アルカディア王女ほどの魔力がないと使いこなせなかったり、帝国の子孫でないと扱えなかったりする条件もあり。

  • 竜の砂時計
  • 空間と空間を繋ぐ魔方陣
    (PUK1のメインストーリー)

当時のトルファジア女王(転生したアルカディア)が、エルヴァニアに戦争を開始したものの敗退。
「空間と空間を繋ぐ魔方陣」(世界を繋ぐ術、空間を操る魔方陣)で異世界への逃走を図ります。
しかし「空間と空間を繋ぐ魔方陣」の暴走により、裂けた空間からすさまじいエネルギーが溢れ、クルクスに災いをもたらすことになりました。
これは「鉄槌の日」といわれ、王宮から炎が噴き出し、トルファジア国は滅亡。
その結果、ノスフェラトスは死の大地と化し、放っておけば、時空の裂け目はどんどん広がって行き、世界を飲み込んでしまう危険がありました。
三頭の竜は時間を操る砂時計を使い、魔方陣の周囲の時間を停止。
代償として、世界は4000年周期で同じ時を繰り返されることになり、未来へ進むことがなくなってしまいました。
「異世界へ逃れたことで、時間に囚われてはいない」プレイヤーキャラクターが龍の砂時計を砕くことになるのが、PUK1のメインストーリー。
竜の砂時計を破壊したため、魔方陣が再び作動。

帝国の子孫であったプレイヤーキャラクターが魔方陣の暴走を止めようとしますが、暴走を止められないところをリヴェリウスの手助けによって暴走を止めることに成功しました。

「竜の砂時計」や「魔方陣」のほかに、強力な帝国の遺産がいくつかあります。

  • 帝国を守っていた結界装置
    (本編の「滅びた村」にて)

帝国アルカディアの唯一神であるリヴェリウスを封じることに成功。
アルカディア女王は暗殺され、「帝国を守っていた結界装置」の力は弱まり、ラウレンスは宮殿に陣取りました。
リヴェリウスを倒した勇者一向は、帝都アスファンの地下から侵入。
プレイヤーキャラクターは結界を解くため「解呪の法」を用いて、研究塔にいるラウレンスの弟子「フォルケン」を倒しに行くことになります。

  • 帝国の秘法である天帝の証
    (PUK1のメインストーリーや等クエストにて。3等にて使用された記憶と遭遇でき、3等や2等にてランに渡ったエピソードが出る)

生きながらにして体が腐って死ぬ兵器で、「帝国の秘法」または「旧トルファジア国の遺産」と呼ばれる。
3等クエで特効薬について触れられます。
アルカディアの皇女であるセクメトが使用し、勇者の1人であるバルケスが、これによって死亡(後に亡霊化)。
トルファジア王国が「神の鉄槌」によって滅び、ランへと逃れる時に当時のトルファジア女王の弟に渡る。
ラン王国建国後、この帝国の秘法は「天帝の証」と呼ばれ、国を守るときにだけ使うようにと戒めを残したにも関わらず、たびたび戦で使われることになる。

  • 魂を肉体に戻す術
    (PUK1の1等にて)

不滅の肉体を創り出すことはできなかったが、魂を肉体に戻す術は完成。
以後アルカディア女王は、娘の皇女セクメトの子孫の体使って、何度も転生を繰り返すことになる。

「不死の人形」は、ラウレンスの弟子であるアルバスによって作成。
リヴェリウスの肉体から、アルカディア女王の器になるはずだった肉体を作成したものの、当時はアルカディア女王の魂が入らず失敗。
後にルビと呼ばれることになるが、1等にてアルカディア女王の魂がルビの元に戻っていることが判明される。

  • 変身術メタセプト
    (本編の「逆襲の牛鬼」にて)

「変身の術メタセプト」という当時の最新の研究の成果で、ラウレンスが使用することがありました。
・酒長者シュテン → 半人半牛の魔物「牛鬼」(*余談として、新R5装備に「シュテンスーツ(ぶんどる服)」が登場)
・モミジ姫 → 牛姫
・兵士カナクマ・イシクマ・ホシクマ → ゴブリン類

フォルケンも「魔族の姿を借りてその魔力を強化」しているとあるので、関連性がある可能性あり。
桃源郷の仙人がモンスターに変身するスキルを販売していましたが、変身だと100歩歩けば変身が解けます。
しかし「メタセプト」の場合だと変身が解けることがないようです。

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