宝石の供給量のモデル

今日は宝石の供給量についての話です。

XG時代、あるセラルカのNPCのセリフに「採掘で宝石がとれる」との説明がありました。
(*SSに撮っていたと思っていたのですが、漁ってみたところ見つからず)

・狩人 → 鹿皮、食材
・きこり → 木材、ハーブ
・坑夫 → 採掘

前作の場合だと「きこり<狩人<坑夫」の稼ぎやすさでした。
鉱布は延棒をまとめ売りが出来ることから、
狩人は食料の売れ行きと、コーラル地方の良採取率によって。
きこりの場合だと、装備職には木材を、薬剤師にはハーブを提供できたものの、採取職では不遇の扱い。
(*後に木材券が登場し不遇感は緩和)

採取職(生産職)の中で坑夫はかなり儲かった方なので、採掘から宝石が出るとさらに儲かってしまいます。
おそらく当初イメージしていたのは、今作での「バケの宝玉」のような登場方法でしょう。
そのため、実際にはクエストの景品として登場することが大半で、採掘から出ることはありませんでした。

宝石の供給量はクエストの景品からの出現なので、あまり多くはない状態。
(追記:他にも宝箱から宝石が出ました。紺野さんご指摘どうもでした(-人-)
装備の耐久度も大目なので、装備の買い替えと宝石の供給量により相場が形成され、うまく循環していました。
それが前作の宝石が入った装備品のモデルです。

しかし、今作になると、1つの装備品の耐久度が減少。
開拓のルーンキューブ化により減益になる機会は少なくなったとはいえ、装備品の販売モデルは「薄利多売」になりました。
食料1Sより、装備品の方が安いというような状態。
そのため、今作でもクエストの景品として手に入る宝石だと、宝石の供給量が追いついているとは言い難い状態です。

そのことを象徴する1つの事例が登場しました。
画像アップローダーに「R2杖で4000Gが高すぎる」という画像がアップされました。
「良品質で」「クリスタル入り」としても4000Gはありえないという主張です。
R2装備の相場が700~1000Gという杓子定規の講釈も付け加えられています。
ちなみに性能について触れられているものの、対象の性能については表示されていません。

他に考えられる付加価値として色素鉱石も挙げられます。
人にもよると思いますが100G~300Gくらいはプラスされることでしょう。

さらに宝石の値段が加えられると4000Gから一挙に飛びぬけます。
例えば最高値で取引されている宝石のR5サードニックスだと4000Gどころか40kを超えてもなんら不思議ではありません。
R2杖だと職人が使うことも考えると、作業スピードが早くなるサードニックスが入っていても全くおかしくはないのです。

早い話が、宝石を使うモデルについては全く考えられずに糾弾されているということです。
そもそも宝石について考えず画像の理論だけを用いても、杖代金+クリスタル20個代金+ベンダー手数料(+色素鉱石)を考えると4000Gに近い値段設定にもなるので糾弾対象にならないはずです。
現在のアップローダーの一部の利用者がひどいこともさることながら、宝石の付加価値についてはあまり認識されていない証拠になるでしょう。
CGの仕様に追いつく宝石の供給量について考えると、なかなか難しいところですね(==;

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宝石の供給量のモデル への2件のフィードバック

  1. うさぎ紳士 のコメント:

    前作だと宝石の影響が強かったんですが、
    今作だとクリスタルの影響の方が大きいですね(==;
    宝石の問題に関しては、根が深いというか簡単に処理できないというか。

  2. 紺野 のコメント:

    以前XGをプレイした事のない人に前作の宝石の事を説明したところ、
    「つまりクリスタルですね」という答えが来ましたw

    宝石の効果が低すぎる事に加えて
    今回は箱から出ないので、
    宝石狙いで巨人を倒す人くらいしか意識しないのかも。
    使い道も基本はデュエルくらいでしょうし。

    元々食費を削って趣味に使う国民性もあるので
    日常的に使う物に対する目が甘い人が多いのも
    仕方がないのかな…と諦めています。

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