元型となるティナ

7月頃、ぶらりと浅草に行ってきたのですが、ちょうど「ほおづき市」のシーズンでした。
浅草寺 | 年中行事 四万六千日
浅草寺を中心に風鈴とともにほおづきの鉢がいたるところに吊り下げられているに光景は、大きな浅草寺が草とほおづきの実で覆われているような感覚に陥るほどでしたが、
そのとき頂いた浅草観光連盟のパンフレットに「木花咲耶(コノハナサクヤ)姫」の話が出てきました。

こちらは「お富士様の植木市」の話になるのですが、「木花咲耶姫」は「駿河国富士郡浅間神社から勧請したものものと云われてい」るそうです。
なぜ植木市と木花咲耶姫が関係があるのかというと、
コノハナノサクヤビメ – Wikipedia
wikipediaによると、木花咲耶姫は「水の神」であるとのこと。
もともとは火の神である富士山を沈めるため、植木をするという元があるようです。

ザンクトハルマのパブの名前が「コノハナサクヤ」。
ギルド結成クエストや、パブ連戦で有名なところでした。
お正月になるとNPCが全て巫女になっていたのも印象深く憶えています。

実はザンクトハルマの都市は、主要なNPC名を調べていくと「水」と深く関わりを持ってきます。
サクラふぁーむ クロスゲートコラム・駄文 >> PUK2とクトゥルー神話
PUK2とPUK3は「クトゥルー(Cthulhu)神話」が元になっていることが知られていました。
クトゥルフ神話 – Wikipedia
クトゥルフ – Wikipedia

ナイアルラトホテップ(Nyarlathotep)も登場。
ナイアーラトテップ – Wikipedia

ここで出てくる「ごまタン」は、水の世界の住人との架け橋になってくれます。
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CGのごまタンだと後ろにジッパーがある個体もいますが、デフォルト色にはジッパーは存在していないようです。


インス・フェイスは、インスマス(インスマウス)という町の住人に出てくる症状の「インスマス面」のことを指しています。
元が「Innsmouth look = インスマス面」なので、きちんと訳すると「インスマス港町の町人に見られる外観」みたいな感じです。
「インス・フェイス」だと、やや日本語訳に引きずられすぎか。

インスマスの港町は、徐々に人間から魚人へと身体が変化している町なのですが、実は本編時点で、その原型になる町があります。

昼になると人間になり、

夜になると(魚くさい)海賊になる、ティナの町です。
クトゥルーの話はPUK2になって唐突に出てきた印象もありますが、インスマスの町と非常に似通った町が存在していました。

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