XGのサイブラストが、従来のスキルとは全く別物の攻撃魔法スキルです。
<ふくむく~小四喜~ サイブラスト(専門:なし)>
http://fukumuku.sakura.ne.jp/skill/skill11.htm
- 無属性
- 専門の職業が存在しない
基本的に魔術師があそこまで強い要因の1つが、属性をあわせて魔法を打っているから。
無属性のサイブラストだとマイナスが発生しない分、プラスも発生しません。
通常の属性攻撃魔法だと消費MPが半分になるため、MNDを大幅に補強しない魔術師だと「通常攻撃魔法 > サイブラスト」という構造でした。
- サイブラストが横一列の範囲(単体)スキル。範囲内に数が少ないほどダメージが上昇。
つまり、単体と範囲を兼用している便利なスキルということ。
前 ×××××
後 ○○×○○
というような並びだと、範囲魔法なら2匹にしかあてられせんが、横一列のサイブラストなら4匹同時にダメージを与えられました。
なぜ、単体と範囲を兼用するスキルが登場したのかというと、スキルスロットが足りない呪術師や巫術師のため。
魔術師やクレリックだと使えるスキルがはっきりしていたのですが、呪術師や巫術師だと膨大な量になります。
その上稼ぎでも活躍しないといけないため、攻撃魔法と専用の呪術・巫術スキルをいれていると、どうやってもスキルスロットが不足する事態へ。
そこでスキルスロットの節約のために、単体・範囲を1つのスキルでこなすスキルが必要になった、ということです。
これにより、魔術師以外の杖職でも主力が手に入ったと感じる人もいました。
- 攻撃魔法なものの、物理(に似た)ダメージ体系で、MNDではなくDEFでダメージを減少。しかしDEFのダメージ減少率が、通常の物理ダメージよりも高い。
- 物理バリア、魔法バリア両方に反応。ガードもされる。
- MND上限がなく、MNDに比例してダメージ。
XGの仕様上の欠点として、DEFが防御無視ダメージやクリティカルによって、信用性が低いものになっていました。
そこでDEFを増加すればするほどダメージが減少できる攻撃方法としてサイブラストの登場。
また、MNDが高くてもある一定のラインになると、MNDが高いボスモンスター相手でもない限り、魔法ダメージが一緒になってしまう問題がありました。
サイブラストならMNDに比例してダメージを与えられます。
しかし、ガードされる仕様が存在するのと、消費がかなり大きい部類に入るため、正直使い勝手がいい魔法とは言えません。
呪術師・巫術師向けに実装されたと思われる魔法ではあるのですが、使い勝手の悪さからサイブラストを入れない選択をする人もいたくらい。
使い勝手の位置としては、(専門)属性攻撃魔法>サイブラスト=(非専門)属性攻撃魔法といった具合でしょうか?
- 封印が最大でR6(8)まで伸びたものの、兵士は一切使えず
一応建前上は、サイブラストがR8まで伸びるということで魔封印への配慮が施されていたとも見えるのですが、それでも十分な効果が出ているとは言えず。
また、魔刀(R7の敵からドロップする剣)、バーティカルレイン(R7特殊帽子)、ゴールデンプレート(R7特殊鎧)、エーベンシューズ(R5新靴)が存在するにも関わらず、兵士にサイブラストには使用できません。
兵士でもR8まで伸びたなら、魔兵士への活躍の場が開かれたんですけどねぇ…。
CGのサイブラストだと、正直ここまで個性の強いスキルになるとは思えません。
XGだとスキルスロットは基本10個(+1)でしたが、CGだと戦闘職で15存在します。
クリティカルの仕様もかわり、DEFは上げ得へ。
展望
単体でサイアロー、全体でサイインフェルノ。おそらく範囲だとサイブラストでしょう。
最初の戦闘であるアーメイ戦でサイアローを使用されますが、あれはガード不可能でした。
実装されて調べてみないとわかりませんが、単純な無属性攻撃魔法(魔法攻撃)になる可能性が高め。