戦闘バランサー撤廃の背景

2007年09月22日（土） No.1734 (日記)

運営から、戦闘バランサーが撤廃されるとの宣言がでました。
＜[ ニュース ] ちょっとだし情報-20070920「戦闘バランサー」＞
http://concgate.hangame.co.jp/information.nhn?m=read&gameid=CONC_INFO&docid=32473

この戦闘バランサーは、プレイヤーにとっては悪評が強いシステムでした。
基本的に、ＣＧはＬｖ上げが大変なゲームなので、稼ぎやすい場所がいくらか限られてきます。
wikiだとＰＴでＬｖ１〜３５で９つの稼ぎ場しか候補に上がっていません。
＜オススメ狩場＞
http://cgate.wikiwiki.jp/?%A5%AA%A5%B9%A5%B9%A5%E1%BC%ED%BE%EC
バランサーを考慮するなら稼ぎ場が豊富でないと、単にＬｖ上げの阻害になってしまいます。


つきあいの都合上、一緒にＬｖ上げをする人が適正Ｌｖで通えなかったりする事情があるので、適正Ｌｖに上がり一番おいしい稼ぎ場を利用するころには既にバランサーが発動していた、ということもありました。
それを危惧して、Ｌｖ上げに誘ってもその場所は後にとっておきたいという流れになり、稼ぎたい場所で稼げないという状態へ。

戦闘バランサーは、解除条件もよくわかっていません。
その上にＬｖ差による取得経験値差も戦闘バランサーだと勘違いされることが多いため、それほど長い期間Ｌｖ上げしていないはずなのに取得経験値が減っている＝戦闘バランサーが発動した＝キツいシステム、というプレイヤーにとってシステム上不明確だったのも必要以上に嫌悪されてしまう構図を作っています。


「狩場の混雑を緩和」はワールド方式からチャンネル方式に移行したことにより緩和されたため、戦闘バランサーで補う必要はなくなりました。
一方で、「どのパーティに入っても冒険の場所が同じという場面が多くならないように導入」ということにおいては、戦闘バランサーは存在意義があります。
確かにいつも同じ稼ぎ場で稼いでいるというのは流石に飽きてくるので、いろいろなところに通わせようという措置には一理あります。

そのため、戦闘バランサーを「撤廃」させるのではなくて、緩和させる方向で検討してもよかったと思っています。
戦闘バランサーが発動したままその稼ぎ場で稼ぎ続けると、他の稼ぎ場に移動させるため、ほとんど稼げなくなってしまいました。
それを減少値は８０％を下限に設定するというのも一つの手でしょう。
事実、「システム変更などいくつかの改善策を考えました」という記述から考えて、緩和案があったかと思います。

そこを撤廃にさせたのは、ＣＧでの低Ｌｖ稼ぎの辛さにメスを入れる段階で取得経験値の改善を図るときに、全体的な取得経験値の見直しが求められたからでしょう。


「逆に高レベルになりますと難易度は多少上がり、より強いモンスターを討伐することが求められる」というのは、内容を見てからでないとなんともいえませんが、Ｌｖ５以上に高Ｌｖなモンスターと対決して経験値が入るようになるとイイデスネ。
蛇足的な内容にならないといいのですが（＝＝；



いろんな稼ぎ場やクエストに行ってもらいたいという運営側の要望があるようで、バランサーの改善策は諦めたものの、代替策はあるようです。
＜[ ニュース ] ちょっとだし情報-20070921「種族能力値変化」＞
http://concgate.hangame.co.jp/information.nhn?m=read&gameid=CONC_INFO&docid=32784

「アドバイスもあわせて行われるので、冒険に出かける前に話を聞いてみましょう」とはあるのですが、日替わりにクエストが出没するので種族強化にあわせられないのが厳しいところ。