下位と上位についての未定義について

2007年09月09日（日） No.1707 (日記)

武器職人・防具職人の説明に、上位と下位の存在について語られているものの、実際にどちらが下位でどちらか上位か触れられていません。


ＸＧだと、同じランクでの作りやすさと性能の高低によって下位と上位が分類されていて、基本的に上位と呼ばれるものがプレイヤーに販売されることが多かった背景があります。

例外はいくつかあり、
Ｒ３の下位帽子だと、作りやすさのために下位でも販売されることがあったり、
Ｒ６上位ローブのジュランジョルジュだと、Ｒ６下位ローブよりNPC売却価格が高かったので上位で資金を稼ぎながらのスキル上げに利用できたり、
Ｒ７以上からは上位下位の分類から、下位→通常、上位→特殊というような分類に変化しました。


ＣＧだと、そのほとんどが性能に優劣がついていないために、本来なら下位上位で分類するのは不可能です。


例えば剣・斧・槍ならば、片手武器が下位、両手武器が上位ということで一見片付きそうなのですが、片手武器が「下位」とされてしまうと盾職人としてはあまり良い気分ではないでしょう。

杖だと、片方が殴り杖、もう片方が魔杖という分類なのですが、殴り杖＝下位、魔杖＝上位ということになるのでしょうか。
ＸＧでもそうだったのですが、杖だと下位上位で区分するには性質上そぐわない気がします。

ナイフ・弓・ブーメランに関しては、一方がHIT+CRI-、もう一方がCRI+HIT-というように優劣というより、性質が異なるので優劣がつけられません。


防具だと、一般的にDEFとMNDの増減で区別されますが、性能の需要としては魔法を使ってくる敵が少ないので、DEFが多い方が好まれています。
それを考えるとDEFが多い方が上位なのですが、果たして需要で下位上位をつけていいのかどうか。

ローブに関しては、（性能による）需要面で考えると、DEFローブの位より、魔ローブの位の方が一般的に需要があります。
（＊ちなみにうさぎ紳士店の場合、Ｒ１だと見た目の都合で法衣より術師のローブの方が需要が高め）
しかし、DEFローブは、ローブというよりはMGD服といった性能です。

Ｒ３装備品を比べてみると、
＜服＞
・カジュアルウェア（旅人の服の位）DEF+18〜27 MGD+6〜9 RCV+6〜9
・レザードレス（レザージャケットの位）DEF+12〜18 MGD+12〜18 RCV+6〜9
＜ローブ＞
・ウィングローブ（術師のローブの位）DEF+6〜9 MGD+18〜26 RCV+6〜9
・マジカルローブ（法衣の位）MGA+30〜45 MGD+30〜45

カジュアルウェアがDEF服、
レザードレスがバランス服、
ウィングローブがMND服のようなローブ（一応ローブの分類で見るとDEFローブ）
というようなバランスになっています。

それを考えると、ローブでも下位上位という分類がおぼろげになってきます。


元々、設計が下位上位というようにならないように作ってあるのに、それを無視して説明しているような気がします。