前作のリザードマン系統について

前作のリザードマン系統について。

CG Island モンスター リザードマン系

BP構成

  • リザードマン V22 S32 T32 Q12 M12(総クラス110)
  • フレックスケイル V18 S37 T37 Q8 M10(総クラス110)
  • コーラルスケイル V20 S31 T30 Q15 M14(総クラス110)
  • パルドリザード V23 S36 T28 Q10 M13(総クラス110)
  • Rリザードマン V31 S31 T31 Q31 M6(総クラス130)

ぱんぱら-PANDA PARADISE- リスト

リザードマン系統のBP構成は、何かと苦境に立たされやすい内容になっていて、
性質としてはVSTが伸びる物理型のステータスをしているのですが、
肝心のQUIが低いといった典型的な壁ステータスをしていました。
そのため、VTL振りをして壁モンスとして運用するのが一番のようにも見えるのですが、
同じDragon種族で壁向きの定番としてバジリスクが存在しているといった事情が絡んでくることになります。

  • VTL振りのケース

もともとバジリスクと比肩できるような使い魔も限られているので、
見た目が気に入っていたり人から頂いたりしてリザードマン系統を使いたい事情があるのならば、
そのままVTL振りをして「スキルスロット8の壁モンス」として使うのも悪くはありません。
BP構成としては恵まれている部類に入るので、そのまま安定した壁モンスとして活躍を見込むことができます。

  • STR振りのケース

リザードマンはSTRが一番伸びるということもあって、
これを活かそうと考えると、2通りの選択肢が出てくることになります。
1/攻撃を外さない程度にQUIを振ってSTRを伸ばすといった方針
2/そのままSTRに極振り続けるといった方針

QUIを振る行為に関しては、確かに攻撃が当たりやすくなる分扱いやすくなります。
しかし、リザードマンのクラスが110なのであまり成長率が高いとはいえず、
Lv負けしている状態でQUIとSTRの2極振りだと中途半端になってしまいかねないリスクがつきまとうことになります。
そのため、VTL振りの壁モンスとして用いられることが多いバジリスクと差別化を図るために、
リザードマンでSTR振りをして「崩撃のダメージに特化する」というような使い方の方が状況として活きそう。
ガードをしそうな相手や、鈍足相手専門に攻撃をしてみたりといった工夫が必要になるのですが、
幸いスキルスロットは8個と豊富な方なので護衛を含めた戦い方のバリエーションを見出すことが出来、
後半になると崩撃の活躍の場所も増えてくるといった事情も重なって、一定の活躍を見込むことができました。

  • 比較されやすいバジリスクとの性能差

ただし「蜂・カマキリ・バジリスク」の時代において、
最も仕様に恵まれていたバジリスクと競合してしまうような状態だと、
リザードマン系統はBP構成上どうしても不遇といわざるをえません。
上記の例で紹介していたSTR振りリザードマンの場合だと、STR振りバジリスクと比べてしまうと
STR振りバジリスクの方がどうしても勝ってしまうという性能下にありました。
そのため「リザードマンを使っているとRリザードマンと常に勘違いされる」といったものには、
負の側面でみると、通常のリザードマン系統の性能だと物足りない部分があるということの裏返しにもなっています。

意外と影が薄い?

リザードマン系統は、見た目がカッコいい使い魔です。
そのため、BP性能としては物足りないものがあるものの、
見た目に惚れ込んで使ってみようという人が出てくる使い魔でもありました。

外見的特長について解説をしてみると、

リザードマンが、トサカ+盾持ちの剣装備
フレックスケイルが、兜+盾持ちの斧装備
コーラルスケイルが、兜で盾無しの剣装備
パルトリザードが、トサカ+盾無しの斧装備となっています。
グラフィック上だと、リザードマンやフレックスケイルの盾持ちの方が映えそうなのですが、
あくまでもグラフィック上での話なので、特に性能面での優劣の差は出ていません。
イメージとして鈍足タイプということもあり、
剣装備よりかは斧装備の方が似合いそうだなといったものがあったものの、
スタンダードとしては、やはりリザードマンのグラフィックのイメージが強く、
色合いとしてもリザードマンが一番それっぽいということもあります

  • バジリスクとのセット

また、ストーリーが進んで「深淵」や「諮問の塔」だと、

バジリスク系統の全種類と混合で登場することがありました。
リザードマンでも、ソルキア洞窟にてリザードマンとバジリスクとの混合なので、
あちらのイメージとダブる、もしくは意識しての登場だと思われます。
一般的なRPG的な解釈だと、リザードマンがバジリスクを使役しているというような関係だと思うのですが、
リザードマン系統とバジリスク系統だと、どうしてもバジリスク系の方が性能が上回っているため、
戦力的にはリザードマンの方がバジリスクの付き人のようになっていました。

  • 禰宜(海神とのセット)

「海神」の洞窟にて、リザードマンとコーラルスケイル姿の敵が登場し、

その名称だと「禰宜」(ねぎ)という名称で登場することになりました。
CG Island マップ 時波の祠
ボス戦だと4種類全てのリザードマン系統が登場。
海神のクエストだと「禰宜」のほかに、ハーピー姿の「紙垂」(しで)が登場し、
wikipediaにある説明を借りて解説をしてみると、
「禰宜」は、神の心を和ませてその加護を願うという存在で、
「紙垂」は、神域・祭場に用いた場合は聖域を表す印という存在を表している様子。
禰宜 – Wikipedia
紙垂 – Wikipedia
特に「紙垂」に関しては、倒すと勾玉を落とし、
勾玉を集めると海神レシピや海神戦に挑戦できるようになりました。

この場合だと、リザードマン系統はまさに付き人のような役割を果たしているのですが、
フレックスケイルやコーラルスケイルの兜の解釈を「宮司」に準えて配置している側面もありそう。
なんとなく品位を感じさせるというか、高位なイメージを感じ取れなくもありません。

出現場所

  • リザードマン


リザードマンは、ウィルノア~キリ間を繋ぐソルキア海底洞窟にて出現するため、
基本的にはリザードマンはソルキア海底洞窟で初遭遇することになります。
Lv1もソルキア海底の地下2階での出現で、Lv1捜索中に
ランダムエンカウントボスの「熱砂のオズニック」とバッタリ出会うこともありました。
しかし、同じくソルキア海底洞窟の地下2階にてバジリスクのLv1が登場し、
リザードマンとバジリスクが頻繁に性能比較されてしまうことにもなりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 リザードマン
マージ♪さんが、野生のリザードマン使いだということで、
休止中にそのリザードマンを引き取って育成代行をしていた時期があったのですが、
そのときだと、STR振りリザードマンで育成することになり、
特に他の使い魔と比較しなかったり、強ボス戦を想定しなければ、過不足なく活躍してくれる印象がありました。
この場合だと、野生だということでBP構成がやや均一化(実質のちょいQ振り)になっていたことが
使いやすさとして反映されていた面もあったものの、
野生からスタートとなるとやはり成長率に更に難が出てくることになるため、
手に入れたリザードマンに思い入れがない限りはオススメできないチョイスになっています。
そのときだと、素のリザードマンを使っているとRリザードマンなのかと質問されることがやっぱりありました。

  • フレックスケイル


フレックスケイルとの遭遇機会としては、
フォルケン(反射スキル取り)のクエストの途中か、
ガーズラウンド21~30階での遭遇が主となります。

フォルケンの場合だと、リフレクトやリフレクスのスキルの獲得のため、
割と初心者の方を連れて攻略する機会が多いクエストです。
しかし、料理や薬の持込が裏技を使わない限り持込不可能となっていて、
当たるとダメージが大きいフレックスケイルは一つの脅威にもなりました。

Lv1はガーズラウンドの22階に登場することになるのですが、
ガーズラウンドの10階ボスのナバ、20階ボスのテルマイと戦うことを考えると、
どうしてもアクセスとして悪い部類として考える他なく、
Lv1の出現率が「3~4.5時間程度」のペースとなると、
それならば見た目と性能が両立しているワイアーム(青ワイバーン)を捕獲した方が
まだ利益が望めるといった具合にもなってしまいます。
(※そういう意味では「聖詔3取り」の募集は、途中階のLv1捕獲の受け皿になっていた側面も)

また、性能面で評価すると、リザードマン系統で最もQUIが伸びないという点や、
水属性が主となるとバジリスクとモロ被りなことも踏まえると苦労に見合わない側面も出てくることになりました。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 フレックスケイル
ゲーム内の知り合いが休止することになってフレックスケイルを育てる機会があったのですが、
フレックスケイルは他に使っている人がいないので、かなり珍しがられることにもなっています。

  • コーラルスケイル


コーラルスケイルは長らくLv1が登場せず、
無印での後半のランダムダンジョン内でまとめて出てくる使い魔でした。
そのままPUK3のランプアックⅣクエストが実装されるまでにLv1は登場しなかった都合から、
コーラルスケイルを使う場合には、高Lvの野生を使うしかありません。
Lv1登場となったのが、ホワイトノア第二層で、同じポイントにてパワフルガムLv1も出現することになります。
リザードマン系統では最もQUIが伸びるタイプではあるものの、明らかに出現する機会が遅すぎた感が強く、
見た目に関しても赤い斑模様ということもあって、リザードマン系統では一番不人気な部類。

  • パルドリザード


パルトリザードは、初めての登場はガーズラウンド21階~30階となるのですが、
他にもアケルファ方面のフィールドでも登場するということもあって、
PUK1から参入した自分にとっては、模様が南国っぽい柄をしていることもあり、
アケルファで登場するといったイメージの方が強くなっています。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 バルトリザード

最強の物理ペット

クロスゲートの物理攻撃を主体とする使い魔のジャンルにおいて、
最強と謳われることになったのが「Rリザードマン」です。

  • Rリザードマン V31 S31 T31 Q31 M6(総クラス130) スキルスロット8

VSTQが均一に伸び、かつトータルとしての成長率は非常に高め。
他にも平均的にBPが伸びる高成長なタイプも存在するのですが、
Rリザードマンのように物理に特化して平均的に伸びるタイプは珍しい部類です。
QUIに関しても中速以上で、QUIの成長が高いと高速の域にまで差し掛かります。

Rリザードマンを手に入れた人から、
VTL振りで育てた方がいいのか、STR振りで育てた方がいいのか、相談を受けることがあったのですが、
実を言うと、今でもVTL振りがいいのかSTR振りがいいのか決めかねる話で、それぞれどちらも有効な使い道となっています。

VTL振りの場合だと、主にボス戦での活躍が期待できて、
QUIが伸びるということで護衛での命令無視が発生する機会が出てくるものの、
虚襲慄心を当てやすく明鏡止水での回復量も見込めるようになることから、
VTL振りのバジリスクよりも幅広い運用が可能となります。
デュエルで考えるとスキルスロット8個ということで状態異常耐性も搭載しやすいのも高評価のポイントで、
まさに「高機動バジリスク」さながらの活躍を見込むことができました。

STR振りの場合だと、主に稼ぎでの活躍が期待できて、
QUIの高さから乾坤一擲を使っても攻撃が外しづらく、
スキルスロットが8個あるため、局面に応じて自由に攻撃しやすいのも高評価となります。
MGCが少ない点に関しては、STR振りをすることによって連携に参加を考えればボス戦でも問題ないとの話も。
ソロモンの小箱・XG使い魔育成記録 Rリザードマン
他にもテイムによるFP消費減少の効果から、調教術師に向いた使い魔だと評価されることもありました。

個人的には稼ぎでの爽快感を大事に考えていたので、
もしRリザードマンが手に入ったらSTR振りにしていただろうなとは考えています。
理想をいうならば、RリザードマンのVTL振りとSTR振り両方を持った方がいいということになるのですが、
Rリザードマンに関しては入手が非常に難しく、設計図が期間限定での入手な上に、
改造にはABCEDの5枚の専用の設計図が必要なので、度々宝箱から期間限定で設計図が登場することになっても、
Rリザードマンは入手困難な高級な使い魔であり続けることになりました。
リザードマンを持っているとRリザードマンかどうか聞かれる点については、
RリザードマンがXGプレイヤーにとって憧れの使い魔だったことに起因しているということです。

後々になって亜流ながらもRリザードマンの後追いになるような使い魔が登場することになり、
「陸サメ後期型」「グループ」「Rディグゴブリン」というようなRリザードマンについづいするような使い魔が登場することになります。

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前作のリザードマン系統について への2件のフィードバック

  1. うさぎ紳士 のコメント:

    リザードマンはかなりの憧れの的な存在だったこともあって、
    出てきて欲しいという人も多そうな感じはしますよねー。

  2. マージ♪ のコメント:

    Rリザードマン、ほんとにあこがれだったなー。
    入手難しすぎだよね。

    リザードマンはかなりのお気に入りでした。
    コンチェでもでないかな?Rリザードマン(笑

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