煮豆から赤飯へのイノベーション差額と満腹問題

R2赤飯とR2りんご飴は、それぞれ煮豆の強化バージョン、べっこうアメの強化バージョンで
特に煮豆の効果が大きいということで注目されることになりました。
(※りんご飴はりんご飴で、主に見た目や存在自体で愛でられる傾向がある様子)
しかし、R2赤飯に関しては「効果が微妙」という評価が下される例がちらほら出ていて、
今回はR2赤飯が微妙といわれた2つの理由について。

イノベーション差額

赤飯の材料が「煮豆(2) 米(16)」ということで、材料に煮豆2個を用います。
赤飯の回復量が、ちょうど煮豆の2倍くらいになりそうなことから、
それならば作成しやすく、米が必要にならない煮豆を2回使った方が
材料面・労力面ともに得になるのではないかとの指摘が出てくることになりました。
この話は既にハンゲームブログの方で指摘されている方もいらっしゃって、
アイテム欄が1/2に圧縮されることによる利便性を加味しても、的を射た指摘となります。
赤飯に2400G以上の価値があるかどうか・・・ | アリス亭ハンゲ支部

これが高校生くらいの経済知識で判断してみるとどうことなのかというと、
「価格変動要因における、イノベーション(技術革新)による価格下落」(対策)の話です。
簡単に説明すると産業が高度化していくに連れて、
需要が高かった品物が、新製品にとってかわられるといった話なのですが、
今回だと、煮豆から赤飯への移行によって、利便性における煮豆の価格の下落要因が発生し、
逆に、赤飯の材料における余計に感じられた「米(16)」の要素で、価格の上方要因が発生しているということです。
つまりは、材料から判断すると煮豆から赤飯への移行については効果・価格ともにあまり推進されていないことが伺えます。
元の煮豆の効果が大きいということもあるので控えめにしているということもあると思うのですが、
経済的に判断すると、煮豆の価値の保護といった面の方が目立ってくることになりました。

満腹問題

R8スキルが登場することによって、消費MP量がぐっと上昇することになりました。
そのため、発動が早いタイプのR8スキルを使っていると、
食料による回復が間に合うか間に合わないかくらいの展開が発生するのですが、
食料の場合だと、基本的にR1醤油を使うと1分間食料を使えない状態が続くことになり、
R5食料を使うと5分間食料を使えない状態が続くという満腹制限が存在します。
料理の再投入可能時間の計測
これによって、低R高R問わずに「低クオリティ料理」での満腹度が問題となっていて、
特にHPとMPの両方を回復する料理だと、MP回復量がなおさら低くなることから、
満腹制限にひっかかりやすく不利に働きやすい状況が発生することになりました。
これを肯定的に評価すると「R8(以上)スキルのみを使わせない」といったバランサーも発生することになるものの、
こと赤飯においては、実装当時だとどうしても「Gr6以上の煮豆」と「Gr1以上の赤飯」の比較となり、
また満腹制限にもひっかかってしまい勝ちになることから、
赤飯が使いづらいといった評価が構築されることになったといった側面がありました。

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煮豆から赤飯へのイノベーション差額と満腹問題 への2件のフィードバック

  1. うさぎ紳士 のコメント:

    お久しぶりです。
    「赤飯が微妙」という話に関しては、Grが上がっていない過渡的な話の側面もあって、
    ベンダー販売だと一度に設置できる数が限られていることから、
    煮豆よりも赤飯の方が設置しやすい(アイテム欄が1/2に圧縮されることによる効果が大きい)というのが作用してますねー。

  2. サソり のコメント:

    お久しぶりです。

    煮豆と赤飯の問題ですが、作れるキャラを持っている人の意見だと思います。
    だって煮豆はベンダーなんかで売ってないんだもの…

    サソり

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