前作のきこりについて

きこりは採取職としては一番不遇であろう評価を受けることが多くなりました。
しかし「薬剤師」と「帽子職人」との職業的な相性の良さからして、実態の評価として決して他の採取職に劣る内容ではありません。

きこりの特徴

  • 装備品はR3(R4)まで
  • 伐採がR10まで、狩猟がR5(R6)まで、採掘がR4(R5)まで

SBP -Symphony Blue in PochiLong- 職業 きこり

こちらも高R薬でも低Rハーブを使うことがある都合から、薬剤師がハーブ伐採をすることも珍しくありません。
きこりは、ハーブの他に装備用の木材もとれることから、他の職業より多方面の関わりをもてる職業とも評価されたことがあります。

伐採内容

木材としては次の通り。
R1 バルサ
R2 モミ
R3 イエローメランチ
R3 ぐみの木(PUK2から)
R4 ツガ
R5 ヒバ
R6 アカマツ
R7 ホオノキ
R8 スギ
R8 シングロール(PUK1から)
R8 クイニ(PUK1から)
R9 ヒノキ
R10 トネリコ
木材について

ハーブとしては次の通り。
R1 アップルミント
R2 レモングラス
R3 アイリス
R4 カリン
R5 コケモモ
R6 サフラン
R7 タイム
R8 ナデシコ
R8 マジカルキャロット
R9 フェンネル
R10 マロニエ
花とクロスゲートと戸部淑さん

ファンブルグ北の花畑

ファンブルグ北に有名な花畑がありました。

(※画像は「えるすて」さんの画像を使用)
R1~R6まで密集しており、ここでR6LP回復薬(400)の材料を集めることが可能。
「R4カリン10個 R5コケモモ15個 R6サフラン15個」
400薬は売れ筋の回復薬でもあるので、ここでお世話になったきこりや薬剤師は多いことかと思われます。

また、ハーブ採りのきこりが集中しやすい場所だったため、道中に出てくる敵を倒して手に入った戦利品がよく捨てられていることでも有名でした。

そのため、初心者はまず北の花畑に向かってルーンキューブ拾いをして路銀を稼ぐことを勧める人がいたくらいです。
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帽子職人との相性と、決め手となるR4カリン

帽子職人ときこりの相性に関しては、それで全てを補えるくらいの相性の良さがあります。
帽子の材料としては次の通り。
まぐろぐーまろ。 生産スキル 帽子作成
まとめると、特殊素材を除くとほぼ布とハーブのみ。
一部モミ・銅の延棒・クリスタルの欠片を使いますが、それらを含めても自前で確保出来ます。

特にスキル上げと金策として有名なのがR5下位帽子の「エールキャップ」です
エールキャップの材料は「カリン20個 コットン7枚 綿端10枚」で、カリンだけを採取すれば作成可能。
全てNPC価格を基準で話すと「材料費679G + FP79 = 759G」で、NPC売りで900Gであることから141G以上の利益が出ることになります。
利益の追求するならば、きこりでR4カリンを採取し帽子化することによってスキル上げと利益の追求が可能に、
カリンを市場で買い取っても、利益率は下がるものの手早く買い取った分スキル上げの効率は上がります。

またR3上位帽子の「プリティーハット」も「カリン20個 麻6枚 木綿6枚 フェルト5枚」でカリンの採取だけで作成可能。
NPC売りという意味では利益はほとんど出ないのですが、帽子の性能としてHIT+5(Rebirth作成で+6)がつきます。
そのため、兜を装備せず、R3上位帽子を長らく近接装備の本気装備として使う人も少なからずいました。
ちなみにRankup4の登場によりR4上位帽子が装備できるようになるのですが、こちらも「鹿の皮20個 カリン20個 木綿11枚 フェルト11枚」というようにカリンを使用。

それらの事情から、ハーブで言うならばR4カリンが売れ筋のハーブとして有名となりました。

アケルファとコーラルの採取場所

きこりが採取職で不遇とされる要因は2つあります。
1つは、良採取ポイントが近場に存在しないこと。
この話は相対評価の話で、絶対評価で話すと例えばアケルファやコーラル周辺ではR8素材が手に入ります。

(※画像は「えるすて」さんの画像を使用)
実際にきこりはアケルファのR8シングロールポイントの採取率が良いと評価されたこともありました。

コーラル周辺でも採取率の良さを体感することができ、遠出をするならば高R素材を効率良く採取することもできます。
(※私だとタウンゲートのフリーパスを利用して、ミノキアのR10トネリコ伐採によるNPC売りで生計を立てていました)

しかし狩人の話をするとR9やR10素材が近場で手に入ります。
Rank差によるNPC売りの利率の違いや、採取ポイントまでの将来性を踏まえた道のりで判断するならば、狩人より劣ると評価せざるを得ません。

一応良採取ポイントとして、PUK2実装時の「蟹ナデシコ祭り」や

ブラキウム高地のナデシコ100%ポイントもあったもののどちらも極端すぎることから修正されることになっています。

木材の市場

きこりが採取職で不遇とされる要因のもう1つが、市場への供給のしづらさにあります。
木材は延棒と同じくR1~R10まで需要がありました。
性質上としては「一度の消費量が少なく」「延棒よりかさ張る」という欠点を帯びています。

次に自作で作った延棒と木材の相場表を見比べてみると、


R6以下に関しては延棒より低く取引されることも多くなります。
R7とR8になると延棒以上になり、R9やR10になると延棒と同等程度に落ち着きます。
ただし木材だと消費量が少ないため、延棒と同程度の感覚で売買されるわけにはいきません。
むしろ1S単位ではなくバラ売りを求められることも少なくなく、まとめ買いをしようにも保管場所の確保が難しくなります。

早い段階から1Sの数を20個から40個にストック数が変化することになりますが、それでも木材の市場は厳しいものがありました。
中には木材売りを熱心に支えている人たちもいたものの、新規に勧められる採取職としては坑夫や狩人になり、木材売りは先細りになっていきます。

木材券の功罪

まず、きこり持ち(坑夫無し)の装備作成職人のケースを挙げてみます。
木材と比べて延棒は、市場として出来上がっています。
そのため延棒の買取は容易に行え、あとは足りない木材を確保すれば作成に滞りは出てきません。

一方で、きこり無し(坑夫有り)の装備作成職人のケースを挙げてみます。
大量に必要になる延棒は自前で確保が可能となります。
しかし少数とはいえ木材が手に入らないと作成ができません。
坑夫持ちの場合だとR5(R6)まで伐採可能であるものの、それ以上は自力で手に入らなくなります。

一応はこのようなバランス関係が成り立っていました。
片や(ややコスト増で)作成しやすく、片や(コスト低めで)作成しづらいという差が出てくることになるわけですが、
いくつか捨象して話すと、作成可能と作成不可能の差が出てくるとも評価でき、その差は歴然としてしまいます。

そこで「木材券」が登場することになります。
木材券とは、R4~R10の木材を対象に、クリックすることで木材40個が出てくるという品物。
最初は40枚まで重ねることができ、40個×40枚の1600本分ストックすることができます。
いわば「木材の延棒化」が果たされることになり「延棒よりかさ張る」という部分の解決が図られることになりました。

木材券はかなり好評になり、この機会に食材も「食材券」として扱って欲しいという意見が出ます。
確かに食材をまとめることができれば、食材の市場の活性化が見込めることになります。
反面、狩人が更に厚遇されるということになり、きこり(と坑夫)の先細りを再加速してしまう事態も招くことにもなります。
構造として狩人はコーラルで十分恩恵を受けているということもあってか、「食材券」は登場しないままに落ち着くことになりました。
これと同じく「ハーブ券」という実装要望にも結びつくわけですが、「帽子職人ときこり」や「薬剤師ときこり」という単位で見ると不遇さは感じられません。
「食材券」が出なかったことと同じような理由から「ハーブ券」は登場しなかったように思えます。

R1~3の木材が木材券の対象にならなかった理由については正直よくわかっていません。
理由付けとしては、木材券が素材市場の活性化を目論んでいてR1~3は対象外だったということや、

木材の無人販売でR1~3までよく売られていたので、その市場を邪魔したくなかったといったことが考えられます。
しかしどちらも理由付けとしてあまり説得力も無い事実もあるため、推測の域に留まります。

好評を博した木材券なのですが、ある問題をもたらすことになります。
「延棒よりかさ張る」という部分は改善できたものの「一度に使う消費量が少ない」という部分は直接的には解決できていません。
人によってはなかなか木材を消費しきることが出来ず、当面木材を購入する必要がなくなります。
そのような事情から、木材券を40枚ストックできるところから20枚ストックできるというように仕様変更が施されることになりました。
これもある種さじ加減の話なのですが、もし「一度に使う消費量が少ない」という課題がクリアされてしまうと坑夫以上の採取職になってしまい、今度は坑夫が不遇職扱いにされかねません。

消費量と比べて過剰に供給された一面は拭えないものの、利便性の向上によるメリットはそれらを凌ぐものあります。
メリットを端的に挙げると「木材券のストックによる売上の計上」「利便性の向上による消費の増加」が挙げられ、前作の木材券の登場に関してはゲームバランスの改善の1つとして機能を果たすことになりました。

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