ペット合成と☆ペット(合成専用ペット)が登場した流れ

前作だとクエストの景品でペットが手に入ることがそこそこありました。
クエストクリアのモチベーション増加に繋がった一方、2つの大きな弊害が出ることに。

クエスト景品でペットが手に入る弊害

1つが、封印術士の役割の低下。
封印術士以外でペットが手に入ることで、相対的に封印術士の役割が低下するということ。
それでも封印術士でしか手に入らないペットも多かったので、あくまでも役割の低下にしか過ぎません。
しかし、人気のペットはクエストクリア産のものが多く、批判が多かったのも事実でした。

2つは、性能を吟味することができないこと。
3125通りの成長率が決定されるので、レアモンスターでDropが高い(成長率が悪い)場合があります。
例えば、最高Class125の手に入りづらいペットがいるとして、手に入ったのがClass115(Drop10)だったとすると、
性能面だけで判断するならば、最高Class120のペットで、Class115以上(Drop5以下)のペットを吟味した方が性能面では上回るということになります。
そのため性能の悪いレアモンスターが手に入ると、育てることは諦めてそのまま看板にするしかないことも。
クエストクリアで手に入るペットは総じて手に入りづらかったので、十分に吟味することができませんでした。

☆ペットと合成システム

今作では、合成専用の「☆ペット」のシステムが登場。
Add側の性能をそのまま反映させるため、「レアモンスターを性能面で吟味できない」という問題が解消しました。
クエストのモチベーションがその分低下してしまったことは否めませんが、ペットを捕獲する職業としての封印術士の地位の確立へ。
(*しかし前作では問題にならなかった「転職の問題」は根深いものがあります)

また、特殊合成により「Classそのままにして、SkillSlotが増加する」場合が(確率が低いものの)あります。
理論上下がることもあるのですが、たいていは「☆ペット + 金ペット(SS6)」でのランダム特殊合成狙いなので、SSが低下することはありません。
モンスターラボの登場により☆ペットが手に入りやすくなった事情もあり、☆ペットを買いあさる人もいるくらいです。
ここら辺になると、前作の「改造」を思わせる強化方法ではあります。

前作の改造の条件

前作での「改造」がどのようなものかというと、一言で説明しづらいのでいくつかの例を挙げつつ説明してみます。

条件としては、

  • ・Lv1ペットが前提(一部はLv1でなくても可)

ノッカーをRノッカーにしようとするならば、まずは未改造のLv1ノッカーが必要。
ミミック系の改造だとLv1が極端に手に入りづらいため、Lv1でなくても改造が可能でした。

  • 対応の設計図が必要

ノッカーをRノッカーに改造しようとすると、Lv1ノッカーとノッカー設計図ABCが必要。
通常だと3~5枚の範囲内。少ないと1枚で可能だったり、多いと8枚必要なことがありました。

中には、ミシェルバットだと純粋なクリスタルが必要になったり、プロフィールカードを4枚集めて改造モンスができるRバンドレロという変り種も。

前作の改造の結果

改造の結果どんなことが起こるのかというと

  • 「R」の文字がつく

ノッカーならばRノッカー。
ピュアミミックならばRガジェット。
陸サメの場合だと陸サメ後期型だったり、プーカならグループになったり。

  • 最高Classの増加

ワイアームの場合だと「30/30/31/17/12(120)」
Rワイアームの場合だと「31/31/32/18/13(125)」
最高Classが120から125に増加するものの、元のペットの性能が反映されず、再判定されるため、
例えば未改造でClass118だったのが、改造後が115になった、というようなケースもしばしば報告されていました。
中には最高Class100のペット(ノッカー)が、改造後は最高Class125になる(Rノッカー)といった、絶対強くなる改造のケースも。

  • タイプの変化

物理向きのペットが、魔ペット向きのBPになることがありました。
ラングドッグの場合だと「20/30/43/12/10(115)」
Rラングドッグの場合だと「20/10/43/12/40(125)」

またクリスタル属性も若干変更になる場合もあり。
ワイアームならば水10が、Rワイアームで水9火1。

  • 一部のモンスターだと見た目の変化

基本的に見た目が変わらないペットの方が多かったのですが、
箱モンスターが、影モンスターになったり袋猫になったり。

今作では「合成が改造である」とも判断できなくはないのですが、今後、前作の改造がそのまま登場したり、Dropの低下処置として登場することが考えられます。

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